フジ「ミュージックフェア」6月に3000回　記念に“『美女と野獣』デュエットできたら”

フジテレビ「ミュージックフェア」で司会を務める軽部真一アナと仲間由紀恵
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　女優の仲間由紀恵（44）とフジテレビの軽部真一アナウンサー（61）が司会を務める同局「ミュージックフェア」（土曜後6・00）が、今年で放送開始から60周年を迎えた。6月1日には放送3000回を控えるメモリアルな節目に、2人が番組に懸ける思いを本紙などのインタビューで明かした。

　民放で最も長い歴史を誇る音楽番組。2人は2016年から司会を担当している。仲間は「この番組が始まった時には私は生まれていませんでした。そんな番組をここまで続けられて光栄です」と感激。軽部アナは「自分が1歳の時に番組が始まりました。ちょうど1985年にフジに入社した時、社内報に好きな番組として挙げました。まさか今自分がこうして司会をするなんて」と感慨深げだ。

　プライベートでも一緒にミュージカルを観賞するなど親交は深い。軽部アナが「仲間さんの旦那さま（田中哲司）からメダカを頂いて…」と語ると、仲間も「軽部さんは珍しいカブト虫を飼っているじゃありませんか」とツッコむように相性はぴったりだ。

　さまざまなアーティストを見届けてきた2人だが、軽部アナの中には実現したい夢がある。「いつか仲間さんと番組でデュエットを歌えたら。『美女と野獣』なんていいんではないでしょうか」とポツリ。仲間も照れ笑いを浮かべつつ「この番組といえばディズニーソングですものね」とほほ笑んだ。軽部アナは「あくまでジョークですよ」と強調しつつ、2人ともまんざらでもなさそうな表情を浮かべていた。番組では23日から6週連続で放送3000回を記念したコンサートの模様が放送される。それに先立ち、きょう16日には矢沢永吉（74）が出演する。

　≪民放音楽番組で最長寿≫「ミュージックフェア」は民放で最も長い歴史を誇る音楽番組だ。3月2日の放送では「世界最長の週間音楽テレビ番組」としてギネス世界記録に認定された。他局の民放ではテレビ朝日の「ミュージックステーション」が1986年から、TBSでは「COUNT　DOWN　TV」が92年から放送されている。一方、NHKが53年からテレビ放送している「のど自慢」は、日本で一番歴史のある音楽番組として知られている。