杉村太蔵 藤原崇衆院議員「今の記憶で触っていない」に「名言。記憶にございませんから進化した」と皮肉

[ 2024年3月16日 14:05 ]

杉村太蔵
Photo By スポニチ

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(44)が16日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜11・55~)に出演。自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについてコメントした。

 番組内でこのニュースが取り上げられると、杉村は「とんでもない。言語道断ですよ。(昨年)7月に自民党の女性局がエッフェル塔で写真を撮った。あれで大炎上しましたよね。違法行為じゃないけど国民の不信を買った。この会合って何が話し合われているかといったら、今の自民党に何が必要か、国民の政治への信頼回復が急務だと。その議論をしたその会場で、懇親会に女性ダンサーが来ているんですよ」と憤慨すると、MCの今田耕司も「コントのオチやんか」と失笑した。

 杉村はさらに青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)が「私の記憶では触っていない」と否定したことにも言及。「今の記憶の限りでは触っていない。これは名言ですね。昭和、平成は“記憶にございません”なんですよ。令和になって“今の記憶の限り触っていない”ってのは進化しました」と皮肉った。お笑いタレントのなるみも「多様性というと絶対に女性も呼んでおかないといけないのに、男だけのお楽しみみたいな集合写真になってるからさ。多様性やったら入れておかないと」と疑問を呈した。

 ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏は「これはタイムカプセルで50年前に戻った気がするんですよ。というのは、昭和の時代は男だけで海外の研修旅行に行った時に、現地でみんなで風俗店に行くとか、みんなスケベってことで一つですよね、と。上下関係なく、絆を男だけの世界で確認するための儀式として昔からあるんですよ。それを今、和歌山で再現しちゃった」と解説した。

 また、杉村は自身が衆院議員当選直後に「料亭、行きてぇ」などと発言して厳重注意を受けて、謝罪会見を開いた自身の過去にも言及。「あれは本当に怒られたんです。行ってないにもかかわらず、行きたいって言っただけで。それに比べたらダンスパーティーですからね。なぜ注意する人がいないのか」と話した。今田が「怒ってくれる方はいないんですか?」と質問すると、杉村は「何でいないのかなと考えると、上も上で政治とカネの問題で忙しいから。上から下まで大問題」と皮肉まじりに答えた。

 ロバートソン氏は「根底の問題として議員が多様じゃないんです」と指摘。その理由として「女性の比率が上がっていたりとか、トランスジェンダーの人が議員でいたりすると、女の子に踊ってもらおうと思わないよね。同質のおっちゃん空間ができちゃっているから、議員の構成が変わることが必要じゃないですかね。それは有権者がやることだけど」と話した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月16日のニュース