長谷直美 フランス在住時に受けた人種差別的な行為「こういうことはすごく傷つくんですよ」

[ 2023年11月12日 17:52 ]

長谷直美
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 女優の長谷直美(67)が、11日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」(土曜後9・00)にゲスト出演し、フランス在住時のエピソードを披露した。

 1977~86年まで放送された日本テレビ系刑事ドラマ「太陽にほえろ!」など数々の人気作に出演し、1995年に結婚。夫がレース関係の仕事をしていたこともあり、フランスへ移り住んだ。その後、フランスで第1子の愛娘が誕生し、そのタイミングで一度、芸能界から退いた。「(夫が)レース関係の仕事をしていたので、子供もできていたので、子育て1本ですね。妊娠中に行って」。フランスでは子育てに専念していたといい、「(娘は)私とは日本語でしゃべりますね。でも読み書きができない。向こうで生まれたから」と明かした。

 現地では差別的な仕打ちも受けたという。「住んだら、つらいことはいっぱいある。たとえばパン屋に行って、こうやって(釣り銭を手渡しで)渡せばいいけど、ぺっと(投げて渡される)。こういうことはすごく傷つくんですよ。若い女に釣り銭を投げられるような態度」と、ジェスチャーをまじえながら回想。しかし、「これが1年もたつと人間、強くなって、だから何だよ?という気持ちに切り替えられる」と、強い気持ちで乗り越えたことを明かした。また「フランスに1年住んだら一生住めると言われてるの。その代わり、最初の1年で心が砕けちゃった人は住めませんよって。1年の間にどれだけ自分を変えるか」と、教訓も披露した。

 強気でないと難しいのが、パリの凱旋門付近の運転だという。周辺は信号がなく、ロータリー形式での交差点で、その波に入ることも、出ることも、不慣れなドライバーには難しいと言われる。MCの「おぎやはぎ」矢作兼も、「出られる気がしなくて、レンタカーを借りない。どの国でもレンタカーを借りるんですけど、フランスは無理なんじゃないかって」と、苦手意識を打ち明けた。

 すると長谷は、「私は通るよ?普通は通らない。みんなあそこは避ける。入るのも入れないし、出るのも出られない」と説明。「どんなに飛ばしてくる車がいても、突っ込まなきゃいけない。自分が優先ならね、入らないと。あれは難しい」とレクチャーしていた。

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