高嶋政宏 「極妻」で痛感した自然体の演技の“壁” 大女優との共演秘話「本番さながらに俺に抱きついて」

[ 2023年11月12日 12:32 ]

高嶋政宏
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 俳優の高嶋政宏(58)が11日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。京都の撮影で秘話を明かした。

 今回、自身のアナザースカイとして京都を訪れた高嶋。京都は「俳優人生で最初のターニングポイントとなった場所」で、京都・太秦にある東映京都撮影所は俳優人生の原点となった場所だとし、「ここでまず洗礼受けましたね」を笑った。

 初めて訪れたのは映画「新・極道の女たち」(1991年公開)の撮影だった。父は銀幕のスター・高島忠夫、母は宝塚のスター・寿美花代、芸能界のサラブレッドとして21歳でデビュー。新人賞も受賞し、飾らない自然体の演技と称えられた。そして、京都で初めての極道役を演じることに。

 高嶋は「役に入り込んで“自然に”という中でずっと(芝居を)してきたわけですから、(撮影監督の)木村大作さんが“いいんだけどさ、なんかお行儀いいんだよね…これ、極道の話だから”って(言った)。その時になりきって入り込んでもダメな世界があるんだと」としみじみ。「諸先輩の方々も舞台みたいなテンションでやる。ありえないような芝居でも、極妻の世界ではそれじゃなきゃ自然に見えない」とこれまで積み上げてきたもののすべてはひっくり返ったという。

 なかでも、女優・かたせ梨乃との芝居でも驚くことが。「かたせ梨乃さんがアフレコだったんですけど、録音スタジオで本番さながらに俺に抱きついて、アフレコも本番通りの動きでやるんだ!っていう。(アフレコは)ノイズが入っちゃうとダメなわけじゃないですか。(でも)かたせさんは“そうじゃなきゃできない”と」と振り返り、自然体の演技の“壁”を痛感した。

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