【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第42話 殿、お別れだわ――愛と忠義に生きた鳥居元忠、死す

[ 2023年11月12日 17:10 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第42話大河絵 殿、お別れだわ――愛と忠義に生きた鳥居元忠、死す
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は12日、第43話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 先週の第42話は「天下分け目」。徳川家康(松本潤)が上杉征伐に向かう中、石田三成(中村七之助)挙兵の報が届く。「小山評定」。西国大名の多くが三成に付く中、家康は天下分け目の戦に臨むため、西へ戻ると宣言。徳川秀忠(森崎ウィン)に真田昌幸(佐藤浩市)攻略を託し、江戸に戻ると各国大名に応援を働き掛ける。一方、千代(古川琴音)とともに伏見城を守る鳥居元忠(音尾琢真)は三成の大軍に囲まれ、最期の時を迎える…という展開だった。

 「三河武士の鑑」鳥居元忠が、上杉征伐に向かった家康の留守を任され、三成ら西軍の総攻撃を受け散った「伏見城の戦い」。

 元忠「数え切れん仲間が先に逝った。土屋長吉、本多忠真、夏目広次、ようやくわしの番が来たんじゃ。うれしいのお」

 千代「私も、ようやく死に場所を得た。ありがとう存じます、旦那様」

 千代は被弾して、なお不屈。元忠が抱え上げると、夫婦は最期まで立ち向かった。

 元忠「三河の荒れ地で、藁の具足かぶって戦っとったわしらが、天下の伏見城を枕に討ち死にできるだで。こんな幸せなことはねえわ」「殿、お別れだわ。浄土で待っとるわ」――。

 「殿」から任された伏見城を最後まで守ろうとする執念、「殿」のために死ねる武士としての本望、隣には愛する妻。その千代も、死に場所を探したどり着いた元忠の腕の中…。

 沼田城では真田信幸の妻となった本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)の娘・稲(鳴海唯)が、昌幸に父ばりの「ここから先は、一歩も通しませぬ!」。千代と稲の戦国時代の女の戦い、そして「徳川一の忠義者」彦こと元忠が愛する妻とともに、最後まで戦士として散ったラストを石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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