森繁和氏 日本シリーズを振り返り「宮城君のプレッシャーというものは、凄いきついものが…」

[ 2023年11月12日 16:27 ]

森繁和氏

 元中日監督の森繁和氏(68)が12日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。阪神が4勝3敗でオリックスに勝利し、38年ぶり2度目の日本一となったプロ野球の日本シリーズについてコメントした。

 38年ぶりは史上3番目に長いブランクで、昭和、平成、令和と3元号をまたいだ日本一奪還は史上初。これまで日本一1回は2004年球団創設の楽天に並んで現存球団では最少タイだったが、悲願の2度目を達成した。また、今年66歳を迎える岡田彰布監督は、13年楽天の星野仙一監督に並ぶ最年長での快挙となった。

 森氏は、「岡田監督が言っていましたけども、38年ぶりと言っていましたけど、38年前に私は負けたんです、西武が。それから38年経ったかと、そういうイメージで見てました」と言い、「もう少し接戦が多いのかなと思っていたら(初戦、2戦目は)8―0、0―8で。甲子園に戻ってから点の取り合い。それからエラーが思った以上にね、投手中心の両チームだけにエラーで大きく流れが傾きましたね」と振り返った。そして、「本当に失礼ですけど、ノイジーのホームラン、期待していない人に打たれた、この衝撃。メジャーに行くと言われていた山本君が初戦で負けた。その後の6戦目で勝ちましたよね。その後の宮城君のプレッシャーというものは、凄いきついものがあったんじゃないかなと思ってずっと見ていました」とコメントした。

 表彰選手は、MVP(最高殊勲選手賞)には近本光司外野手(28)が選ばれ、賞金700万円を手にした。第7戦でも、初回、5回、6回、9回と安打を放って4安打。シリーズ14安打で歴代単独3位の活躍だった。1位は吉田義男(阪神)が1962年にマークした16安打、2位は高橋慶彦(広島)が84年に記録した15安打。近本は8得点を挙げ、不動の1番打者としてチームをけん引した。

 また、優秀選手賞(賞金100万円)は阪神から森下、ノイジー、オリックスから山本が選ばれ、敢闘選手賞(賞金100万円)はオリックス・紅林が選ばれた。昨年から新設されたSMBCみんなの声援賞も発表された。

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