上原浩治氏 日本シリーズ、阪神4勝3敗の結果に「やられてやり返す…意地の張り合いが見えた」

[ 2023年11月12日 15:48 ]

上原浩治氏
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 元巨人エースで、メジャーでも活躍した上原浩治氏(48)が12日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。阪神が4敗3敗でオリックスに勝利し、38年ぶり2度目の日本一となったプロ野球の日本シリーズについてコメントした。

 38年ぶりは史上3番目に長いブランクで、昭和、平成、令和と3元号をまたいだ日本一奪還は史上初。これまで日本一1回は2004年球団創設の楽天に並んで現存球団では最少タイだったが、悲願の2度目を達成した。また、今年66歳を迎える岡田彰布監督は、13年楽天の星野仙一監督に並ぶ最年長での快挙となった。

 上原氏は、「もうちょっと投手戦になる試合が多くなるのかなと僕自身は思っていたんですけれども、点数が結構入ったなという印象ですね」と言い、点数が入った要因を聞かれると、「お互い研究していたのと、先発投手として山本選手が初戦やられましたけれども、次に登板した時にやり返した。逆に阪神は、2戦目で宮城選手にやられましたけれども、次(第7戦)にやり返した。意地の張り合いが見えた試合だったんじゃないかなと思いますね」とコメントした。

 表彰選手は、MVP(最高殊勲選手賞)には近本光司外野手(28)が選ばれ、賞金700万円を手にした。第7戦でも、初回、5回、6回、9回と安打を放って4安打。シリーズ14安打で歴代単独3位の活躍だった。1位は吉田義男(阪神)が1962年にマークした16安打、2位は高橋慶彦(広島)が84年に記録した15安打。近本は8得点を挙げ、不動の1番打者としてチームをけん引した。

 また、優秀選手賞(賞金100万円)は阪神から森下、ノイジー、オリックスから山本が選ばれ、敢闘選手賞(賞金100万円)はオリックス・紅林が選ばれた。昨年から新設されたSMBCみんなの声援賞も発表された。

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