まだ間に合う! 「ガチ恋粘着獣」のコアな見どころ&コズミックの配信部屋プチルームツアー!?

[ 2023年5月18日 18:00 ]

「ガチ恋粘着獣」のセットには、スタッフさんの小さなこだわりが… (写真提供・ABCテレビ)
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 【ABCテレビの探偵! ナイショスクープ】「恐怖と共感のスパイラル」をテーマに、人気配信者と熱狂的な女性ファンたちの“ガチ恋”が“獣”のように“粘着”していく姿を描いた『ガチ恋粘着獣』。5月の半ば、まるで梅雨のような蒸し暑い日のある昼下がりに、ガチで“ガチ恋”について真剣に考えつつペンを執っている私は、流浪のPR担当・ヤマモトでございます。どうもみなさま、はじめまして。さて、今回の依頼は終盤に差し掛かった話題のドラマ『ガチ恋粘着獣』です。

 “ガチ恋”、“粘着”、そして“ケモノ”。クセ強ワードを3つも重ねたタイトルに、胸焼けを起こしておられる方もいらっしゃるかと思いますが、この作品で描かれているのは、実は“純愛”ではないか、とコッソリとにらんでおります。おっと、まだ本作に足を踏み入れておられないみなさまのために、まずは作品の概要を。

 “推し”への暴走する恋心を描き、SNSを中心に話題沸騰となった大人気コミックスを実写映像化した本作。主演の香音さん(雛姫役)、石井杏奈さん(琴乃役)が、人気配信グループのメンバーを応援→ガチ恋→暴走→狂気に豹変していく女性ファンを演じており、お二人の怪演ぶりには、本当に多くの反響を頂いております。しかも、ガチ恋勢には中田クルミさん(りこめろ役)、志田こはくさん(ゆっこ役)、そして満を持して第7話より登場した天野はなさん演じるはるみなど、クセだらけの女性ファンたちに混ざって、なぜか男性の平井亜門さん(ミツクリ役)まで参戦し、狂気に満ちたガチ恋の暴走は先読みさえ許さず、スリルに溢れた衝撃的なラブストーリーが毎週加速度を増しながら展開しております。

 しかし、しかしながらですよ。暴走する狂気の発端は嘘偽りのない純愛。一途に人を好きになる自然な感情やストレートなセリフの端々に「そうなのよね! 」と不思議な共感を覚えたかと思うと「純愛ほど怖いものはないよ、ガチ恋怖ぇ」と各話を観終わるごとに、終わりのない恐怖と共感のスパイラルに揺さぶられるのが本作の魅力でもあります。共感と恐怖、相反する感情がクセになるってのは、まさに熱々のパンケーキにアイスを乗せて食べたときのクセになる感覚に近いともいえます(諸説あり)。

 そんな、狂気のガチ恋に振り回され翻弄される人気動画配信グループ・コズミックのメンバーを演じるのは井上想良さん(スバル役)、山下幸輝さん(コスモ役)、松本大輝さん(ギンガ役)のお三方。物語はラストに向けて、衝撃展開の連続ですが、撮影現場の雰囲気は和やかそのものでした。実は、流浪のPR担当として撮影現場を訪れたときに気になっていたのが、コズミックの配信部屋のインテリア。コズミックの配信部屋へお邪魔してきた様子をプチルームツアーでご紹介したいと思います。

 メインとなるお部屋には、コズミックの名の通り地球儀や天体望遠鏡など“宇宙”モチーフ+アンティーク調に仕立てられているのがわかりますねー。棚の上をよく見てみるとコズミック3人モチーフのメタリックなキャラクターたちが…実はこの模型、美術さんがカトラリーなどを使って作った力作とのこと。インテリアは細かいところまで凝っているので、コズミックの配信部屋のシーンにも注目してもらうと楽しいですよ。

 と、7話に衝撃登場した天野はなさん演じるはるみが、実は第2話で登場していたり、あと実はですね…大きな声で言え(書け)ないんですが、第1部(第1話~第3話)の主人公・雛姫が終盤のシーンに…ガシャーン!!(トンカチでパソコンの画面を叩き割られた音)。

 …はい、ということで別のパソコンで続きを書いているんですけれども、まだ初見という方は、TVerにて最新話に加えて、第1部(第1話~第3話)を配信中ですので、コズミックの部屋のインテリアとか、第2話のあのシーンとか、目を凝らしながらラストまで楽しんでください。

 ▼執筆者プロフィール
 ヤマモト…流浪のPR担当部員。湖畔で本を読んでいたら、トンビにお弁当の唐揚げをもっていかれました。みなさま、トンビとトンカチにはお気をつけください。

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