市川猿之助 「会話ができるレベルではない」と捜査関係者 両親は死亡 警察は回復を待って経緯を聴く方針

[ 2023年5月18日 23:25 ]

市川猿之助
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 歌舞伎俳優市川猿之助(47)が18日午前10時15分ごろ、都内の自宅で両親とともに倒れているのをマネジャーが見つけ、119番。母親の喜熨斗延子さん(75)は自宅で、歌舞伎俳優で父親の市川段四郎(同弘之)さん(76)は搬送先の病院でそれぞれ死亡が確認された。猿之助は命に別条はない。

 捜査関係者によると、猿之助は半地下にある自室のクローゼット内で意識がもうろうとしている状態で見つかった。そばに知人にあてた書き置きがあったという。文末に猿之助の名前も書かれていた。意識がもうろうとしていたが、搬送時は呼びかけに反応していた。

 両親は2階リビングの床に並んだ状態で首から下に布団がかけられていた。捜査関係者によると、敷布団はなし。1枚の掛け布団が2人にかかっていたという。目立った外傷もなかった。

 自宅は物色された跡はなし。警視庁は自宅を実況見分するとともに、近く両親の遺体を司法解剖して死因の特定を急ぐ。

 捜査関係者によると、18日の時点で、猿之助は会話ができるレベルではないという。回復を待って経緯を聴く方針だ。

 猿之助は今月、「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」と銘打って明治座で昼の部、夜の部ともに主演。夜の部「御贔屓繋馬(ごひいきつなぎうま)」では宙乗りを披露したほか、大喜利所作事「蜘蛛の絲宿直噺」では6役を早替わりで踊り分けていた。19日の昼の部は中止し、同日夜の部以降の公演については「改めてお知らせします」としている。

 歌舞伎俳優としても第一線で活躍していた猿之助は映画、ドラマなど映像の仕事でも引っ張りだこだった。来月には映画「緊急取調室 THE FINAL」の公開が控え、配信中のAmazonプライムビデオ「風雲!たけし城」では第3の城主役で出演している。こちらは昨年夏に撮影を終えていた。

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