乃木坂46齋藤飛鳥 “らしさ”詰まった卒業コンサート 「お前らの誰かの嫁が飛鳥になるかもね!」

[ 2023年5月19日 00:00 ]

卒業コンサートに登場した乃木坂46の齋藤飛鳥
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 乃木坂46齋藤飛鳥(24)の卒業コンサートが17、18日の両日、東京ドームで開催された。センター曲5作品などエースとして輝き続けた11年半。ライブには計63万人の応募があり、2日間で10万人を動員。声出しが解禁となった満員のドームで、功労者をたたえる愛のあふれた公演となった。

 名前の「鳥」の羽をイメージしたステージに、サイリウムカラーの白と水色の光が会場を包む。アンコールでは“飛鳥”コールが響く中、真っ白なドレスを身にまとった齋藤が登場した。目を潤ませる場面もあったが、終始笑顔。最後には白い羽根がついたゴンドラに乗り込んで一言。「今日で卒業するので、明日から恋とかするかもしれませんね!お前らの誰かの嫁が飛鳥になるかもね!」とあおり、観客は熱狂。「人生大満足です。じゃ、さよなら!」と手を振り、ステージを後に。最後まで、齋藤らしさが詰まっていた。

 昨年12月31日にいったん活動を終え、約5カ月越しの卒業公演。歓声のあるライブで送り出したい、というスタッフたちの思いから実現した。ライブではコールに加え、齋藤のセンター曲「Sing Out!」ではファンが大合唱。温かい空気が流れていた。

 2011年の1期生オーディションに最年少の13歳で合格。選抜とアンダーを行き来しながら、15枚目シングル「裸足でSummer」で表題曲初センター。可愛らしいビジュアルのツンデレキャラで愛され、パフォーマンスではしなやかで切れのあるダンススキルを発揮。多くのファンを魅了してきた。

 仲間思いな一面もある。今回のライブは齋藤の卒業公演だが、「メンバー全員がかわいくスポットライトが当たる場所を作りたい」という思いでセットリストなどを自身で考案。与田祐希(23)が感極まり、しゃべれなくなった場面では「大丈夫だよ」と言いながら抱きしめていた。

 ライブでは「ジコチューで行こう!」「ここにはないもの」など全30曲をパフォーマンス。今後はタレント活動を続けていく。終演後も鳴り止まない“飛鳥”コールを受け、サプライズで再度登場。「せっかく格好よく去ったのに!でも、ありがとう。おやすみ!」と笑い、ファンに感謝を告げていた。

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