男女逆転NHK「大奥2」“最大の悪役”一橋治済は仲間由紀恵「気合を入れて」ネット予想外!絵島から一転

[ 2023年5月18日 12:01 ]

今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」に一橋治済役で出演することが決まった仲間由紀恵
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 今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)「医療編」の新キャストが18日、番組公式ツイッターなどで発表され、11代将軍・徳川家斉の実母・一橋治済(はるさだ)役を、女優の仲間由紀恵(43)が演じることが明らかになった。原作ファンの間で“最大の悪役”と名高く、キャストが一際注目されていたキャラクター。「自由奔放な…治済を演じられるよう、気合を入れて頑張ります」とコメントした仲間の“ヒール演技”に期待が高まる。

 SNS上にも「意外すぎ」「これは予想外」「サイコな仲間由紀恵が見れるの?」「予想外!女中たちから絶大な信頼を得ていた責任感あふれる絵島さまから、大奥のモンスター治済へ」「“ひい”って声が出たwあの治済を『自由奔放』と表現する仲間由紀恵さんが怖いんだけどw」などの投稿が続出。早くも“怪演”に期待の声が上がっている。

 放送毎にSNS上で話題を集めた「Season1」(全10話)は今年3月に完結。3月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。「Season2」の平賀源内役・鈴木杏らは「Season1」最終回でサプライズ発表。さらなる新キャストに注目が集まっていた。

 仲間演じる一橋治済は、8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)の三女・宗尹の子で一橋家当主(吉宗の孫)。一見柔らかい雰囲気だが、冷淡で非道な権力の亡者。田沼意次(松下奈緒)や松平定信(安達祐実)に気づかれぬよう、あらゆる謀略を巡らし、我が子・家斉(中村蒼)を将軍にしようと密かに画策する。

 仲間は同局を通じて「『大奥』シーズン2の出演、大変うれしく思います。よしながふみ先生の『大奥』。しかも、あの治済を演じさせていただきます。大奥ですので、恐ろしくもありますが、どこかワクワクしている自分がおります。自由奔放な…治済を演じられるよう、気合を入れて頑張ります」と意気込み。2006年12月公開の主演映画「大奥」においては大奥総取締・絵島役を演じた。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 「医療編」のキーマン・平賀源内役は鈴木杏、金髪碧眼の蘭学者・青沼役は村雨辰剛、赤面疱瘡の撲滅に尽力する黒木良順役は玉置玲央。今月11日には、蘭学を学ぶ青年・伊兵衛役を岡本圭人、原作ファン注目の老中・田沼意次役を松下奈緒、次期将軍の座を狙う松平定信役を安達祐実が演じることが発表された。

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