男女逆転「大奥2」“最大の悪役”治済は仲間由紀恵!ネット衝撃「これは凄い」「まさかの大物女優きた」

[ 2023年5月18日 12:18 ]

今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」に出演が決まった(左から)一橋治済役・仲間由紀恵、徳川家斉役・中村蒼、茂姫役・蓮佛美沙子
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 今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)「医療編」の新キャストが18日、番組公式ツイッターなどで発表され、原作ファンの間で“最大の悪役”と名高く、キャストに一際注目が集まっていた11代将軍・徳川家斉の実母・一橋治済役を、女優の仲間由紀恵(43)が演じることが明らかになった。また、11代将軍・徳川家斉を俳優・中村蒼(32)が、11代将軍・徳川家斉の御台所・茂姫を女優・蓮佛美沙子(32)が演じる。ネット上では「これは凄い」と、早くも大きな反響を呼んでいる。

 原作ファンの間で“最大の悪役”と言われ、「誰がやるんだろう」と発表前から注目が集まっていた治済は、8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)の三女・宗尹の子で一橋家当主(吉宗の孫)。一見柔らかい雰囲気だが、冷淡で非道な権力の亡者。田沼意次(松下奈緒)や松平定信(安達祐実)に気づかれぬよう、あらゆる謀略を巡らし、我が子・家斉を将軍にしようと密かに画策する“ヒール”役だ。

 この発表に、原作ファンは「大物女優がきたw」「大奥の新キャスト、テンションぶち上げよ~」と歓喜。「NHKの大奥シーズン2のキャストもまたドえらい人をキャスティングしてきましたな」「キャスティングがすごい大奥」と期待するほか、特に仲間の配役には「これは凄い!!」「一番キャスティングに注目していたと言って過言ではない治済、仲間由紀恵ちゃんとは驚いた。自身お母さんでもある彼女が、どう演じるのか非常に楽しみ」「仲間由紀恵さんがサイコパスラスボスの治済で大丈夫?」「今回発表の大奥のキャストいいな~!なんといっても仲間由紀恵がこの大奥でも!こんな重要な役で!!」と、驚きの声が多く上がった。

 放送毎にSNS上で話題を集めた「Season1」(全10話)は今年3月に完結。3月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。「Season2」のキャスト、平賀源内役の鈴木杏らは「Season1」最終回でサプライズ発表。また、蘭学を学ぶ青年・伊兵衛を「Hey!Say!JUMP」の元メンバーで俳優の岡本圭人、原作ファン注目の老中・田沼意次を松下奈緒、次期将軍の座を狙う松平定信を安達祐実が演じることが発表されている。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

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