市川猿之助主演舞台、中村隼人が急きょ代役 突然の出来事からわずか数時間で…「どうか無事に」とファン

[ 2023年5月18日 18:58 ]

4月11日、明治座「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の取材会に出席した中村隼人(左)と市川猿之助
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 明治座は18日、この日午前に救急搬送された歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が出演していた公演について、同日夜の部は猿之助が休演し代役は中村隼人(29)が務めると発表した。あす19日の昼の部は中止し、同日夜の部以降の公演については「改めてお知らせします」としている。

 猿之助は今月、「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」と銘打って明治座で昼の部、夜の部ともに主演。夜の部「御贔屓繋馬(ごひいきつなぎうま)」では宙乗りを披露したほか、大喜利所作事「蜘蛛の絲宿直噺」では6役を早替わりで踊り分けていた。

 隼人は同公演に台屋の四郎次、源頼光役で出演していたが、この日夜の部から猿之助の代役を務めることに。源頼光役は市川門之助、台屋の四郎次役は中村歌之助がそれぞれ演じると発表された。

 隼人は、今月28日に同所で行われる1日限りの「花形公演」では猿之助の役に挑むことが発表されていたが、今回のアクシデントを受けて急きょ主役として舞台に上がることになった。この日の夜の部は午後5時開演で、猿之助の緊急搬送からわずか数時間後。SNSでは「どうか無事に勤められますように」「花形公演に向けてお稽古してたとはいえ…どうか無理のないように」「どうか無事に幕が降りますように」「こんな形で代役務めたくなかったよね」など気遣いの声が多く上がった。

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