笑福亭笑瓶さん通夜 師匠・鶴瓶は参列者にジョークで気丈対応…ラサール石井明かす

[ 2023年2月26日 20:17 ]

<笑福亭笑瓶さん通夜>囲み取材を受けるラサール石井(撮影・久冨木 修)
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 22日に急性大動脈解離のため66歳で死去した、落語家でタレントの笑福亭笑瓶さん(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんの通夜が26日、東京・築地本願寺でしめやかに営まれ、俳優のラサール石井(67)が出席した。

 閉式後、報道陣の取材に応じた石井は「若いですよね。年下の人が先に逝っちゃうなんて」と、寂しそうにつぶやいた。

 斎場では、笑瓶さんの師匠でもある笑福亭鶴瓶が、参列者をもてなすトークをしていたという。「鶴瓶師匠とお会いできて、鶴瓶師匠がみんなの前でおもしろいことを言ったりして」。また「“(葬儀を)どうするんだ?”って聞いたら、密葬だと言われたんだって、“ああ、それでいいじゃないか”って言って。“会場はどこ?”って聞いたら築地本願寺って。どこが密葬やねん!っていう話とか」、「鶴瓶さんのところにも相談がきて、“お返しの品はバウムクーヘンがいいでしょうか?”って(言われて)、“そんなん聞かれても誰が答えられんねん?”って」。突然の悲しみを、師匠の鶴瓶が少しでも和らげようと、気丈に振る舞っていたという。

 昨年には「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんが死去。お笑い界に続く悲報に、石井は「もうちょっと順番守れよって。竜ちゃんの時も言いましたけど」とやりきれない思いを口にしていた。

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2023年2月26日のニュース