「噂の!東京マガジン」笑福亭笑瓶さんを追悼 空席の椅子に山口良一涙も「なんかもう、まだ分かんない」

[ 2023年2月26日 13:00 ]

笑福亭笑瓶さん(後列左から2人目)が出演していた「噂の!東京マガジン」(「噂の!東京マガジン」のツイッターから)

 22日に急性大動脈解離のため66歳で死去した笑福亭笑瓶さんがレギュラー出演していたBS―TBS「噂の!東京マガジン」(日曜後1・00)で26日、追悼番組が放送された。

 総合司会の森本毅郎アナウンサーらレギュラーが、笑瓶さんのVTRを見て活躍を振り返った。長きに渡って共演してきたタレントの清水国明や、お笑いコンビ「Take2」の深沢邦之は、笑瓶さんの死を惜しみ、沈痛な面持ちを浮かべた。

 冒頭、森本アナは「突然の訃報で驚きましたけども」と、笑瓶さんの訃報を伝えると、清水は「現実として受け止められないですね」とコメント。森本アナは「言ってみればもう、身内みたいなものだから、弟なくしちゃったような気が、僕なんかはするんですよね」と話した。

 森本アナが「そこにね、笑瓶の席があるんだよね、まだね」と話すと、スタジオには空席となった笑瓶さんの席が。俳優の山口良一は、「森本さんからラインが来て、びっくりしたんですけど…。30年間隣にいたじゃないですか。さっきスタジオに入ってきたときに、ついたてとかないのが、なんかもういないんだなと思いが…。なんかもう、まだ分かんない。信じられない感じなんですよね」と声を震わせ、ぽっかりと空いた笑瓶さんの席に目をやり、涙を流した。

 山口に「泣くな、お前は!」と声を掛けた清水だったが、番組では目頭を押さえる場面も。長年番組の制作に携わってきたスタッフたちと、笑瓶さんとの思い出を語り合った。

 ▽噂の!東京マガジン 「テレビの週刊誌」をコンセプトに1989年10月にスタート。身近に起こっている問題を出演者が取材し、人々に寄り添いながら問題点や背景を解明していく。2021年4月から地上波TBSからBS―TBSへ移動。雑誌の広告の見出しに注目する「週刊!見出し大賞」や街行く人々に料理に挑戦してもらい、プロの料理人からおいしくなるコツを教わる「やって!TRY」などが人気コーナー。

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