笑福亭笑瓶さん通夜 松本明子の思い出は同じ楽屋での笑い声「いつも豪快な声で笑うんです」

[ 2023年2月26日 19:49 ]

<笑福亭笑瓶さん通夜>囲み取材を受ける松本明子と松村邦洋(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 22日に急性大動脈解離のため66歳で死去した、落語家でタレントの笑福亭笑瓶さん(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんの通夜が26日、東京・築地本願寺でしめやかに営まれ、タレント松本明子(56)が参列した。

 笑瓶さんといえば、フジテレビ系ものまねバラエティー特番「ものまね王座決定戦」。「魔法使いサリー」の親友よし子ちゃんなど数々のコミカルなものまねで、お茶の間に笑いを届けた。松本も同番組などで数々の共演歴があり、「30年以上前から『ものまね王座決定戦』でいつも同じ楽屋でいましたからね」と懐かしんだ。

 「いつも豪快な声で笑うんです。大きな口を開けて、目を細めて。あの笑い声が今でも聞こえてくるような」。思い浮かぶのはいつも楽しそうな笑瓶さんの姿なだけに、「突然だったので、楽しい思い出しかありません。大きな笑い声で」と本音を漏らした。

 関係者によると、笑瓶さんは21日午前に自宅で倒れた。すぐに救急搬送され、大動脈解離と診断された。懸命の治療を受けたものの、状況は好転せず。22日午前に家族に見守られながら、静かに息を引き取った。16日にはレギュラー出演するBS―TBS「噂の!東京マガジン」の収録に参加したばかりだった。

 笑瓶さんは15年に千葉県でゴルフをプレー中、同じ急性大動脈解離を発症。ドクターヘリで病院に運ばれていた。ヘビースモーカーだったが、それ以来たばこをやめ、食生活に気を遣うなど、健康第一の生活を送っていた。16日にはレギュラー出演するBS―TBS「噂の!東京マガジン」の収録に参加したばかりで、突然の悲報だった。

 通夜には笑瓶さんが長年出演したBS―TBS「噂の!東京マガジン」で共演した、フリーアナウンサー森本毅郎、小島奈津子、お笑いコンビ「Take2」深沢邦之、タレント山口良一、清水国明らが参列。お笑い界からも西川きよし、「爆笑問題」、土田晃之、松村邦洋、山田雅人、「NON STYLE」井上裕介、「デンジャラス」ノッチらが出席。その他、高島礼子、彦摩呂、島崎和歌子らも笑瓶さんと悲しみの対面を果たした。

 葬儀・告別式は27日、同所で営まれる。

続きを表示

2023年2月26日のニュース