今秋朝ドラ「ブギウギ」 36年ぶり柳葉敏郎、水川あさみ、菊地凛子ら新キャスト発表

[ 2023年2月2日 15:00 ]

2023年後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する柳葉敏郎 (NHK提供)
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 NHK大阪放送局は2日、今秋スタートの23年後期・朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の新たな出演者として柳葉敏郎(62)、水川あさみ(39)、菊地凛子(42)らが発表された。

 大阪放送局制作第109作「ブギウギ」は戦後の大スターで「ブギの女王」として知られた笠置シヅ子さん(1985年70歳で死去)がモデル。主演の趣里(32)は香川生まれ、大阪育ちで下町の銭湯の看板娘だったヒロイン・花田鈴子役を演じる。

 「都の風」(87年)以来のNHK朝ドラ出演となる柳葉は鈴子の父・梅吉役。銭湯を経営し、映画、芝居、お酒が好きな道楽者だ。「朝ドラは36年ぶりです。あの時と同じ大阪で、また違った新鮮さを感じられる喜びとワクワクでいっぱいです。梅吉は本当にピュアで人間らしさがあふれていて、たとえつまずいてドジを踏んだとしても、人の愛があるオヤジです。気取らずに、皆さんが素直に受け入れていただけるようなオヤジになりたいと思います」とコメントを寄せた。

 水川は鈴子の母・ツヤ役。しっかり者で、義理と人情を大切にしている。子どもたちのことを第一に思う優しい母。「きっとヒロイン鈴子の人格形成に影響を与えたであろう母のツヤを演じることになりました。ガハハと大きな口で笑い、人情味あふれる、懐の深い、豪快で派手な母ちゃんですが、ツヤの中にある繊細な葛藤も映し出せたらと思います。脚本家の足立さんと、またご一緒出来る事もうれしく、足立さんの描くツヤの台詞がスーっと体に染み込んできます。ブギウギにふさわしいスタートを走り出せるよう、ツヤに没頭する日々を、心ズキズキワクワク楽しみたいと思います」と意気込みを語った。

 菊池は“ブルースの女王”と呼ばれた淡谷のり子さんがモデルで、歌手・鈴子のライバル・茨田りつ子役。「ちゅらさん」(01年)以来の朝ドラ出演で「当時の厳しい時代を生き抜いた表現者を演じられるこの機会に、心から感謝しております」と語った。
 他には鈴子が所属する梅丸少女歌劇団(USK)の団員として翼和希、清水くるみ(28)、片山友希(26)、伊原六花(23)らが出演する。翼、清水は連続テレビ小説初出演。

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