EXIT兼近、悪い環境と決別「ワンピース」 今後のテレビ出演「僕は分かんないです」

[ 2023年2月2日 04:55 ]

22年、日本テレビ「24時間テレビ」の制作発表で意気込みを語る兼近大樹
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 お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(31)が1日夜、自身の公式YouTubeチャンネルで生配信を行い、広域強盗事件に関与した疑いのある容疑者との関係について「今も仲がいいというのは一切ない。過去に彼と知り合いだったのは事実」と説明した。視聴者の質問に答える形で1時間28分、語り続けた。

 配信は視聴者のチャットが画面に流れる形式で、兼近は寄せられた質問に向き合った。

 ――なぜ記者会見はしないのか?
 「する必要がない。何についての記者会見か分からない。多分、法的に過去の犯罪をばらすことってダメなんですよね。だからこういう場所でって感じですね」

 ――若い頃の悪い環境は自分で選んだのか?
 「自分で選んだのは間違いない。止めてくれる人もたくさんいましたが、それを振り切り続けてきました」

 ――そこから抜けたきっかけは?
 「いろんなエンタメに触れたこと。今話題になってるワンピースもそうですけど。自分が生きてる世界が明らかに人を傷つけ続けていて、悪いことをしている世界だったので、“これは、俺のいる場所は正解か?”って少しずつ気づき始めた」

 ――21年に発売した本は金もうけか?
 「金もうけじゃなくて伝えたいことがあった。みなさん過去にそういう(悪い)環境にいた人の声って聞いたことないと思うんですよ。芸能やってて語る人はいないんですよ。(売り上げは)全部寄付にしている」

 ――(女性との電話後)
 「(泣きながら)昔から何かを救いたいっていうのがあって。何を説明したかったというと、自分の居場所を見つけるのに必死な人がいて、みなさんに目を向けてほしい」

 ――もうテレビ出られないですか?
 「僕は分かんないです。出したいって人がいたら出る仕事なんで。どうかな」

 ――レギュラーは?
 「今12、13本。冠番組は3、4本だったかな。分かりません」

 ――一番伝えたいこと。
 「(世の中にまだたくさんいる)被害者の方をみんなで救いたい。加害者を知ることで加害者になる人を減らせる」

 ≪昨年「24時間テレビ」でチャリティーランナー≫兼近は昨年8月、日本テレビ「24時間テレビ45」で、チャリティーランナーとして100キロマラソンに挑戦。番組終了まで10分ほどを残してのゴールとなり、共演者から祝福された。MCとしても、多くの番組に出演。今年3月に配信サイト「Amazon Prime Video」で放送される、野球世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック」の番組MCに抜てきされている。

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