麒麟・川島「変な言葉使った時に凄い厳しかった」 亡き母からの教えは“笑いのために人を傷つけない”

[ 2022年12月27日 21:20 ]

川島明
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 お笑いコンビ「麒麟」の川島明(43)が27日放送のNHK「ファミリーヒストリー」(月曜後7・57)に出演。昨年11月に亡くなった母・悦子さんについて語った。

 昨年3月にTBS「ラヴィット!」(月~金曜前8・00)のMCに抜てき。しかし、同時期に母・悦子さんは肝臓の持病が悪化、入退院を繰り返すようになった。そして、入院中には新型コロナの感染が急拡大し、各地で新規感染者数の最多を更新。家族は面会できない日が続いた。その中で母を慰めたのは、川島がテレビに映る姿だったといい、深夜番組であっても母は視聴を欠かさなかったという。

 川島は、母について「自分のことは後回しでしたね。とにかく自分が腹減っていても、“先に食べ!”とか。自分は寝てなくても、子供が起きてきたら“なに?”って。めちゃくちゃ優しかったですね。今になって分かることだらけですね」と思い返した。

 高校生の時に芸人を目指すと決意し、卒業後は吉本養成所へ。若手時代は母からお叱りを受けることも多々あったようで、「ラジオとかもどうやって良いか分かれへんし…。好きなことワーッと言っていましたけど、その度にお叱り受けていた」と回顧。自身の家族にまつわるVTRを見終えた川島は「でも、お母さんがお笑いをそんなに(好きとは知らなかった)。唯一、心を軽くするものが吉本だったとか、知らなかった」と感慨深げに語った。

 最後には「(母には)応援しかしてもらってないしね。だから変な言葉使った時に凄い厳しかった。(母の)愛情しかないですね」としみじみ。“笑いのために人を傷つけない”という心掛けは母から学んだという。

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2022年12月27日のニュース