山村紅葉 「その爪で電卓打っていただけますかって」国税調査官時代、母譲りの鋭い勘で摘発 「天職だと」

[ 2022年12月27日 16:46 ]

山村紅葉
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 女優の山村紅葉(62)が27日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。国税庁勤務時代の思い出を語った。

 母は「ミステリーの女王」と呼ばれた推理作家・山村美紗さん(1996年に65歳で死去)。早大卒業後、国税庁入りして調査官として働いていた異色の経歴を持つ。

 「ビキナーズラックかもしれませんけど、割と脱税を見つけることがたくさんできて、天職だな、やっぱりこれだったんだって一生の仕事にしようと決めていた」という。

 「例えば、食にこだわる人なのに古いお米があったりして、おかしいなと思ったら中に通帳が隠してあるとか。食品会社に勤めているはずの人が香水をすごくつけていたり。爪がすごく長かったり、ハイヒールとか履いていると、ちょっとこの人は食品会社の責任者や経理とかではないなと。その爪で電卓打っていただけますかというと、まったく打てなかったりして。これはもしかしたらどこかの行きつけのお店の方なんじゃないですかと聞くと当たったりとか。その人たちを架空の社員として給料を払っている場合ですね」とドラマばりの緊迫感ある調査だった。

 「女が珍しい時代だったので、女の目線で見つけられた時はうれしかったですね」と母譲りの鋭い勘で脱税を摘発し、やりがいを感じていたと明かした。

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