紅白初出場Saucy Dog 歌詞の絶妙な距離感は「9割、実体験」「1人の人を何曲も…とかも」

[ 2022年12月27日 20:59 ]

<紅白歌合戦出場者発表会見>ガッポーズするSaucy Dog(撮影・久冨木 修)
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 大みそかNHK「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)に初出場する3人組バンド「Saucy Dog」が、27日放送のNHK・Eテレ「沼にハマってきいてみた」(火曜後7・30)にゲスト出演し、ボーカルの石原慎也が作詞について語った。

 男女の微妙な距離感や心の移ろいを言葉にした詞は、中高生を中心に多くの共感を呼んでいる。多くの詞を手がける石原が「9割、実体験」と明かすと、「Creepy Nuts」のDJ松永は「マジで?すごいっすね!」と驚きの声を上げた。

 「1人の人を何曲も…とかもあるし」と石原。過去の恋愛がバンドの世界観に大きく影響しているようで、「ラランド」サーヤは「1人の人を何分割もしてるんですね」と笑った。

 紅白で披露する「シンデレラボーイ」も、石原の実体験という。うそやひどい態度を取られても、忘れられない恋人を歌った楽曲だが、描き方には、ひとひねり加えられている。DJ松永から「『シンデレラボーイ』とか、途中から具体的になってきますよね?」と尋ねられると、石原は「あれは自分が経験したことを逆に女性目線で書いたんですけど、書いたら結構ハマって」と明かした。

 バンドの大ファンでもある山之内すずは、「きれいに韻が踏まれていたり。『今更だって僕は言うかな』っていう曲の“青って一体”と“会おうって言いたい”とか。きれいにはまってるから」と熱弁。すると石原は「松永さんの前で韻の話をするのやめて!」と恐縮していた。

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2022年12月27日のニュース