山村紅葉 夫は結婚当時大蔵省官僚 まさかの一言に「えー?!」 女優業との両立、最大のピンチは

[ 2022年12月27日 17:22 ]

山村紅葉
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 女優の山村紅葉(62)が27日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。国税庁勤務時代の思い出と夫とのなれそめを明かした。

 母は「ミステリーの女王」と呼ばれた推理作家・山村美紗さん(1996年に65歳で死去)。山村自身は早大卒業後、国税庁入りして調査官として働いていた異色の経歴を持つ。

 夫となれそめは「当時、大蔵省の官僚だった夫が3日だけ国税庁に出向していて。3日だけ上司だったんですね。その時に見初められたというか。大蔵省に帰られた後にお話があって、結婚することになりまして」。

 「彼は非常に女性が働くことに大賛成で、女性をもっとこれからとるべきだと言っていたと聞いていたので、私が仕事を続けることに賛成だと思って結婚したんですけど…“一般論はそうだけど、自分の奥さんには家にいてほしい”って言われてえー?!って」と驚いたが、「考えてみたら、私も母が働いていましたし、小さい頃の夢は専業主婦だったので。そう思って、辞めたんです」と仕事を辞めて専業主婦となった。

 そんな中、自身がレギュラーを務め、母と長年親交のあった推理作家・西村京太郎さん原作のドラマ「トラベルミステリー」で、「私の次に北条早苗役をやった方がどうしても舞台が重なって出られないからピンチヒッターで出てくれと言われて。1回だけならと出たんですが、復帰したらしいということでどんどんお話が来てしまって。いつの間にかこうなっちゃったんです」とあれよという間に女優復帰することになった。

 芸能活動と結婚生活の両立となったが「最初は忙しかったんでしょうがないねっていう感じだったんですけど、ピンチだったのは夫がニューヨークに転勤する時に、これはついていってくれなければ困ると。テレビの撮影は2週間くらいなので1年に5回くらいギャラより高い飛行機で帰ってたんです。よりにもよって初舞台がお正月で、1か月。大劇場の大きな役だったので稽古も1か月近く。クリスマスパーティーとかニューイヤーパーティーとか必ず夫婦でというので、その時にいてくれないのは困るって」と夫に猛反対されたという。

 「ポスターに写真が載っているのに降板するということは舞台だけじゃなく、テレビは女優が続けられなくなると先輩女優さんにも言われてましてどうしようと。だけど、ニューヨークの演劇学校に初めて行った時、きれいで歌もダンスも抜群の人たちが、その他大勢のオーディションにも受かってないのを見て、せっかくこんな取柄もない私にいただいたチャンスだから、行かせてほしいってお願いしました。たまたま夫も帰国した時に見てくれていて。テレビで見てもあまりわからないようなんですけど、舞台だと出てきた瞬間に拍手があったりや笑ってもらえて、私が生き生きして楽しそうなのを見て、じゃあ応援するねと言ってくれました」と振り返った。

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