元中日・山本昌氏「今夜が峠」と言われた3歳の壮絶体験「会いたい人がいたら呼んでください、と」

[ 2022年12月1日 18:37 ]

山本昌氏
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 元中日で50歳まで現役を続けたレジェンドの山本昌氏(57)が、1日までに更新された「プロ野球OBクラブチャンネル」のYouTubeチャンネルに出演し、幼少期の壮絶体験を明かした。

 この日の動画は「特別新企画」として、元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さんと共にインタビューに答えるもの。一流のアスリートが「どのような幼少期を過ごしていたか」と振り返る場面で、山本昌氏がビックリの体験を明かした。

 「ケガばかりで生傷が絶えなかった」とわんぱく少年時代だった同氏だが、「3歳の頃かな、2階からダイブして頭蓋骨骨折して“今夜が峠です”と言われたことがあるそうなんです」と突然の告白。「えっ!そんな…」と狩野さんも思わず生唾を飲み込むほど驚き、「いないと思ったら、下で気絶していたらしいです」と説明した。

 偶然が重なったおかげで、生命の危機は脱したという。「昔、ドラえもんみたいにドラム缶を三角に積んでいるじゃないですか。あそこの間にはまったから助かったんです。あれがドラム缶のてっぺんに当たったら死んでいた、と言われた。頭が間にはまったので頭蓋骨骨折で済んで。“今夜が峠です”“会いたい人がいたら呼んでください”と言われたんですが、次の日の朝、目が覚めたそうです」とその後の経緯を説明し、「そんな壮絶な幼少期だったとは…」と狩野さんも言葉を失う程の衝撃エピソードだった。

 山本氏は日大藤沢から84年に中日に入団。29年間の現役生活を送り、NPB史上最年長勝利投手記録や、NPB史上初となる50歳代の支配下登録選手となるなど、レジェンドと言われる左腕投手だった。

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2022年12月1日のニュース