佐久間宣行氏「嫉妬がなかったのは出世争いに加わらなかったから」テレ東時代を振り返る

[ 2022年12月1日 11:20 ]

佐久間宣行氏
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 元テレビ東京の名物プロデューサー、佐久間宣行氏(47)が11月30日放送のABEMA「デマ投稿を許さない」(水曜後11・30)に出演。テレビ東京時代について語った。

 「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」など数々の人気番組を手がけた佐久間氏。テレビ局員時代にラジオパーソナリティも務めるなど、特別扱いだっただけに同僚からの嫉妬がなかったか尋ねられると「嫉妬は30代の頃はあったと思います。僕がテレビ東京じゃない番組、お笑いばっかりやってたので。その代わり、偉くなる道を辞めたので」と嫉妬される機会が減ったとした。

 佐久間氏は「僕、40代からおかげさまで番組をいくつか当てたのでCP(チーフプロデューサー)になるのを“どうぞ、どうぞ、お先に。僕、ディレクターやりたいので”って(譲った)。その時期から嫉妬はなくなった。“あいつ、出世争いに加わらないな”って。だから辞めた時、嫉妬がなかったのは出世争いに加わらなかったから」と語った。

 ただ、退社理由の一つとして「辞めた理由は下(後輩)に突き上げられたから」とし「僕が30代の頃に映画を撮った事があるんですね。ゴッドタンの。それは社員なので、ノーギャラだったんですよ。僕は普通に映画撮らせてもらったからラッキーみたいな感じだった」と振り返った。

 ところが「後で後輩たちに呼び出されて“あれ、ノーギャラだったらしいじゃないですか?そんなことを一番エースのディレクターがやったら俺たちも今後、番組を当てた後、ノーギャラになる。だから戦ってくださいよ”ってめちゃくちゃ言われて」と後輩たちに突き上げを食らい「それが一番ショックでしたね。後輩がきっかけかもしれないです」とテレビ東京を辞めるきっかけになった出来事を話した。

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2022年12月1日のニュース