「鎌倉殿の13人」少なくとも過去5回!ラスボス三浦義村“襟元の癖”最終回まで何度触る?ネット凝視

[ 2022年12月1日 06:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第44話。北条義時(小栗旬)にシラを切る三浦義村(山本耕史・左)だったが、襟元を触る癖は…(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は11月27日、第45回が放送され、ついに鎌倉最大のミステリーにして鎌倉最大の悲劇「実朝暗殺」が描かれた。三浦義村(山本耕史)が嘘をつく時の“襟元を触る癖”にSNS上の熱視線が注がれている。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河8作目にして初主演に挑んだ。

 第45話は「八幡宮の階段」。建保7年(1219年)1月27日、雪が降り積もる“運命の夜”。右大臣に昇進し、拝賀式を終えた3代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)は鶴岡八幡宮の大階段を下りる途中、4代鎌倉殿の座を狙う公暁(寛一郎)の凶刃に倒れた。

 北条義時(小栗)は、公暁を焚きつけた三浦義村(山本)を詰問した。

 義時「私が狙われていたことは。公暁が私を殺そうとしていたことは、知っていたのか」

 義村「(去り際の背中、首を横に振る)」

 義時「私に、死んでほしかったのではないのか!」

 義村「(振り向き、義時に歩み寄って)公暁がおまえも殺そうとしていると知ったら、俺はその場であいつを殺していたよ」

 去り際、義村は両手で襟元を直した。

 義村の癖が判明したのは第44話「審判の日」(11月20日)。公暁の実朝暗殺計画を怪しんだ義時と北条泰時(坂口健太郎)は、乳母夫・義村を問いただした。

 義村「若君が?冗談じゃない」「今は千日の参籠の真っ最中。。若君には(両手で襟元を触り)鎌倉殿に取って代わろうなんていうお気持ちはこれっぽっちもない。俺が誓ってやるよ」

 泰時「お信じになるのですか」

 義時「あいつは、言葉と思いが別の時、必ずこうする(両手で襟元を触る・ただす身振り)」

 泰時「やってました」

 “ラスボス”義村は過去、襟元を触っていたのか。

 (1)第13話「幼なじみの絆」(4月3日)=三浦義澄(佐藤B作)と義村は「亀の前事件」により伊豆に帰った北条時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)を訪ねる。りくが亀(江口のりこ)の居場所を問うと、義村は「よしましょう」「(振り向いて周りに聞かれていないか確認し、両手で襟元を触って)御台所に言うでしょう」

 (2)第21話「仏の眼差し」(5月29日)=義村は八重(新垣結衣)が川に流されたことを政子(小池栄子)に報告。捜索に戻る際、足立遠元(大野泰広)に「かわいそうだが、助かる見込みは百に一つもないな。小四郎も、ほとほと運のない奴だ(両手で襟元を触る)」

 (3)第31話「諦めの悪い男」(8月14日)=北条が比企能員(佐藤二朗)を騙し討ちにした際。能員は「わしの身に何かあれば、三浦も立つ」と対抗したが、義時が扉を開くと義村の姿。義村は「三浦を見くびってもらっちゃ困るな。北条とは2代にわたって(右手で襟を触り)刎頸の交わりよ」

 (4)第44話(上記)

 (5)第45話(上記)

 少なくとも5回、癖が露見した。最終回(第48話、12月18日)まで残り3話。あと何度、義村は襟元を触るのか。

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