東海林のり子さん 夫、愛猫と別れ…88歳で一人暮らしも「寂しくない」ワケ “沼落ち”した意外なもの

[ 2022年12月1日 16:40 ]

東海林のり子さん(2010年撮影)
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 女性リポーターの第一人者として活躍した東海林のり子さん(88)が1日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。88歳になってハマっている意外なものを明かした。

 東海林さんは、立教大学時代にESS(英語研究部)に所属。1学年下には女優の故野際陽子さん(享年81)がいて、卒業後はCAを目指したものの「5尺3寸(約1メートル60)の身長制限があり、断念してニッポン放送でアナウンサーとして働きました。大変でした」と振り返る。14年間働いた後に退社し、以降はフリーランスのレポーターとして数多くのワイドショーに出演し大活躍した。

 米寿を迎えた東海林さんは「米寿になったのかなって思いますけど、いつの間にかなったような気がします」と笑顔。4年前に大学の後輩だった3歳年下の夫を亡くし、その翌年には19歳だった愛猫も旅立ったといい、コロナ禍も重なり、同じマンションの下の階に子どもたちが住んでいるというが、一人暮らしとなったという。

 東海林さんは「一人暮らしって寂しいのかと思ったら、寂しくないんですよ。自由に生活できる。息子たちは同じマンションの下の階に住んでますから、やっぱり何かあった時には助けてもらえる」と充実しているようで、現在は海外ドラマにハマっているという。

 「それまでは何とも感じてなかったんですよ。お友達に“素敵よ!”って言われても“あ、そうなの?”って」とまったく興味はなかったというが、「突然、時間ができて、韓国ドラマを見出したらハマりましたね。じっと見てると、時がたつのを忘れて、1日に4、5時間見たりしてるんです」と東海林さん。中でも「梨泰院クラス」にハマったそうで、主演のパク・ソジュンについて「かっこいいんですよ。こういうのを“沼落ち”っていうですよね、ズブッとハマりましたね。はい上がれない。いまだにはい上がれなくて…」とまさかの“沼落ち”を告白。「ズブッと入ったら抜けられなくなっちゃって。男優さんのカレンダー買いました、わざわざ。来年のカレンダーも買いました。その俳優さんに恋心まで出てきた。もしこの俳優さんに会えたらいいなって、想像を巡らせた」ともらした。

 さらに、今ではタイドラマにも手を出しているそうで「タイドラマにハマったんです。タイはBL、ボーイズラブなんです。それが大人じゃなくて、高校から大学に行くぐらいの青春ドラマで、男性同士の恋愛…それもかわいいですよ。BLのドラマを読んでいたら、BLの小説も読みたくなって…。つながっていくような感じで、何でも新しいことに首を突っ込んでいくと、1日が楽しいなってなりますよね」と笑顔。ただ「BLドラマを見ているのを子供たちに見られたらいけないので、そこは注意して見てます」と話す場面も。それでも「88歳まではそんなことを考えたことないことに出会う。それはもう楽しいです。夜中、多様性とも言うけど、世の中ってどんどん変わっていくんだなって。それを追いかけていけばある程度生きられるかなって」と話した。

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2022年12月1日のニュース