中川大志 主演舞台初座長に気合「今までにないような作品に、しなくちゃいけないと」

[ 2022年9月24日 16:35 ]

音楽劇「歌妖曲」に向け意気込みを語る(左から)山内圭哉、中川大志、松井玲奈                               
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 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の畠山重忠役が話題だった俳優・中川大志(24)が24日、大阪市内で主演舞台「歌妖曲~中川大志之丞変化~」(12月17~25日、大阪新歌舞伎座)の取材会を行った。

 今回が本格的な初舞台で初座長。タイトルにも自身の名が入り「まさか、僕の名前がタイトルに入るとは想像もしてなかったので、いまだにポスターとか見ても見慣れない。散々いじられてます」とはにかんだ。しかし、「今までにないような作品に、いやしなくちゃいけない、と思っています」と力を込めた。

 同作はシェークスピアの「リチャード三世」をベースに、ドロドロした昭和歌謡界を描いたもので、中川はスター歌手役。「平成10年生まれの僕から見たら、昭和は人々のエネルギーがあふれ、いろんなものを取り入れたゴチャゴチャ感があって、今となってはまぶしく見える」と目を細めた。

 中川の妻役で出演する女優の松井玲奈(31)は「昭和歌謡の世界をのぞきに行く、みたいな感覚で劇場に来てほしい」とアピール。また、取材会出席者で唯一の“昭和世代、山内圭哉(50)は「昭和って不良な大人がいっぱいいて、何やってるか分からんけど、面白がってる人がようけおって、大人になるのが楽しみやった」と回顧。「横山やすしさんとか勝新太郎さんもいましたし。むちゃくちゃしてるけど、補って余りある芸があった。今はコンプライアンスで…ね」と懐かしがり、自身については「ヤクザの役やります。座長を支えて、良質のエンターテインメントをお届けしたい」と話した。

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2022年9月24日のニュース