ビートたけし 劇団ひとり監督の映画「浅草キッド」を絶賛「良かったんだよ」「映画もっとやってみたら」

[ 2022年9月24日 12:00 ]

劇団ひとり
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 タレントで映画監督のビートたけし(75)が23日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にコメントを寄せ、お笑いタレント・劇団ひとり(45)が監督・脚本を手掛けたNetflix映画「浅草キッド」の感想を明かした。

 たけしの同名自叙伝を映画化した同作。スタジオ出演したひとりは番組MCの笑福亭鶴瓶から「たけしさんに(映画化を)言いに行ったん?」と問われると、「はい。直接、許可を取りに行って。それで“いいよー”なんて言って。後日わざわざたけしさんに、“本に書いてないこととかよ、聞きたいことあるだろ”ってわざわざさしで取材の時間も作っていただいて」と明かした。

 ひとりはその後、台本をたけしに渡そうとしたが、たけしからは「俺、読んだらいろいろ口出ししちゃうからいいよ。好きにやっていいよ」と言われたとした。

 そうして番組の終盤になると鶴瓶が「俺、取材、たけしさんのとこ行ってきたんや。ラストの言葉はたけしさんにするから」と告白。「たけしさんが来い言うて、家行って、この人ここまでって、お前のこと知ってたよ」と続けると、ひとりは「まさかたけしさん、いやあ、うれしいなあ」と喜んだ。

 鶴瓶は「劇団(ひとり)はたけしさんのことを物凄い好きで尊敬して、映画撮ったり小説を書いたりするわけですけれども。それをお兄さんに言うたら」とたけしの言葉を紹介。鶴瓶にたけしは「ひとりはね、元々スープレックスっていう漫才コンビだったんだよ。結構面白かったんだよ。コンビを解散して1人でやるって聞いたときに、あいつつらいやろなと思った。俺もツービートでやってる時に、隣で立ってるだけだけど、相手がいるっていうことは、本当に心強いんだよ」と語ったとした。

 続けて「そこからどうするのかなと思ったら、ピンでコントをやるようになって。それがまた面白いんだよ、うまいんだよ」と称賛。「大したもんだなと思ったら、今度はまた映画を作り出して、あいつ映画そんなに外してないんだよ。(映画)『青天の霹靂(へきれき)』もあんまり評価されてないんだよ。劇団は映画の才能あると思うんだ」とも話したとした。

 さらに「それから『浅草キッド』、自分のだから恥ずかしいけどまた良かったんだよ。(主人公役の)柳楽(優弥)くん、いやあ、うまいなと思ったよ」と感心したとし、ひとりについて「まだいろんなパターンがあると思うから映画もっとやってみたらいいと思う。大丈夫だよ、あいつは。もっと作るべきだよ」とエールを送ったとした。

 鶴瓶は番組の最後を「これは劇団喜ぶな、と」と締めくくり、ひとりはそれを真剣な表情で聞いていた。

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2022年9月24日のニュース