金村義明氏「本人ならガックリ」と現役ドラフト実施へ問題点提言 選手の心情考慮し「裏でやってほしい」

[ 2022年9月1日 21:26 ]

野球解説者の金村義明氏
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 元プロ野球選手で野球解説者の金村義明氏(58)が1日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に出演。現役ドラフトへの問題点を提言した。

 先月3日に行われた日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会の事務折衝で、選手会側が7月26日の臨時大会で12球団が提示している現役ドラフト制度案の受け入れを決議したことを伝えた。細部を詰めて保留選手名簿公示後の12月上旬に実施することが決まった。12球団が指名対象となる選手を2人以上出し合い、各球団が獲得する選手を指名していく方針となっている。

 金村氏は「今までならシーズン終わってからクビになった選手は合同トライアウトをやってもチーム補強が終わってたら取れないんですよね。これを選手会側がずっとお願いしていて、それが合意に達しました」と今回の確定事項などを説明した。

 しかしチームの放出リストを選手に公表するかしないかは問題になるという。「(放出リストに入っている)本人なら“チームにいらないのか”とガックリしますよね。内緒にしておいてほしいですよね」と選手のことを考えたら内緒にした方がいいとコメント。「裏でやってほしいですよね」と続けた。

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2022年9月1日のニュース