「ちむどんどん」に曽我兄弟?清恵のチンピラ風元カレ?突如フォンターナ乱入!ニーニー営業好感触も台無し

[ 2022年9月1日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第104話。突然、清恵の前に現れた涌井(田邊和也)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は1日、第104話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第104話は、暢子(黒島)のもとに三郎(片岡鶴太郎)から智(前田公輝)が「瀕死の重体」だと電話が入る。和彦(宮沢氷魚)歌子(上白石萌歌)らと病院に駆けつけるが、実際には誤解の連鎖が招いた連絡だったことが分かる。そんな事件から歌子と智の距離は縮まってく。賢秀(竜星涼)は清恵(佐津川愛美)と東京に出張中、意外な人物に遭遇し…という展開。

 猪野養豚の営業を終えた賢秀と清恵は「アッラ・フォンターナ」へ。清恵は“バカな女友達”の話として「華やかな都会の暮らしに憧れて、生まれ育った田舎を飛び出して。最初は工場で女工をしてたんだけど、悪い男に引っ掛かって。行き着いた先が水商売。散々男に貢いで、気が付いたら借金地獄。ある日とうとう親に見つかって。生まれて初めて引っ叩かれて。無理やり田舎に連れ戻された。毎日コツコツ、泥んこになって働く父親を見てるうちに、一から生まれ変わってみようって。バカだよね、今さら生まれ変わっても。親不孝は償え切れないのに」と自分のことのように吐露した。

 賢秀は「償えるさ。人はよ、何回でも人生をやり直せる。オレなんか、その娘さんよりもっと恥ずかしい過去ばっかりやさ」と激励。名刺を見つめ「今日の営業、オレ、まあまあやれてたよね?(意外とちゃんとしてた)オレも本気で心入れ替えて、コツコツやってみようかな。地道にコツコツ。おまえと2人で」――。

 清恵が「え?本気?」と驚くと、そこへ突然「清恵!久しぶりだな、清恵!」と涌井(田邊和也)というガラの悪い男が入ってくる。清恵はすぐさまフォンターナを飛び出し、賢秀も追い掛けた。涌井は清恵が明かした“悪い男”か。テーブルにあった賢秀の名刺を手にし、思案顔だった。

 “いい雰囲気”だった清恵と賢秀は一体どうなる?

 涌井役を演じた田邊和也は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で曽我兄弟の兄・曽我十郎役を好演。富士の巻狩りに紛れ込み、父の敵討ちと源頼朝(大泉洋)討ちを狙い、強烈なインパクトを残した。

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