NHK会長「ちむどんどん」への批判に言及 厳しい声認識も理解求める「意見を頂きながらドラマは成長」

[ 2022年9月1日 15:45 ]

東京・渋谷のNHK社屋
Photo By スポニチ

 NHKの前田晃伸会長が1日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、SNS上などで批判の声が集まっている連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)に言及した。

 女優の黒島結菜がヒロインを務める朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 ストーリー展開や演出、時代考証、劇伴などへの疑問の声が、ハッシュタグ「#ちむどんどん反省会」とともに投稿されている。

 前田会長は「私も毎回見ている。様々な意見があるのは承知している。ドラマなので、厳しいご意見もある。中には筋を変えろとかも意見はある。ただ、ドラマということでご理解いただきたい。意見を頂きながらドラマは成長する。あと1カ月ほど放送はあるので、最後まで楽しんでいただければと思います」とした。

 本編最終回(第125話)は9月30日。

続きを表示

2022年9月1日のニュース