香川照之降板のTBS「THE TIME,」 香川の代役の金曜司会は江藤愛アナ

[ 2022年9月1日 13:44 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 TBSは1日、高級クラブのホステス女性への性加害疑惑が報じられた俳優・香川照之(56)が、金曜の司会を務めるTBSの情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)を降板することを発表した。金曜の司会について渡邉真二郎編成部長は、10月期改編説明会の中で「江藤アナウンサーを中心に放送します」と明言。今後、金曜の司会は同局の江藤愛アナウンサー(36)が務める。

 TBSは同日「『THE TIME,』金曜MCの香川照之さんは、今後、番組に出演しないことになりましたことをお知らせいたします」と報告。「『THE TIME,』は、様々なニュースをお伝えする情報番組として、視聴者の皆様に不信感や疑念を持たれることがあってはならないと考えており、所属事務所と協議したうえで、判断いたしました。『THE TIME,』は、これからも視聴者の皆様の朝に役立つ情報を提供できるよう、出演者、スタッフ一丸となって努力してまいります」と説明していた。

 改編説明会でも香川の降板に関する質問がなされた。同編成部長は「視聴者のみなさまにニュースをお伝えする番組ですので、不信感、疑念を持たれることがあってはならない。その上で事務所と協議した上で判断いたしました」と説明。あす2日以降の金曜日の放送ついては、木、金曜に出演している江藤愛アナウンサー(36)を中心にお届けするとした。現状では番組外から代役を立てる予定はなく、候補もいないという。

 性加害疑惑は8月24日発売の週刊新潮で報じられ、翌25日に所属事務所が報道内容を認めた上で「全ては本人の不徳の致すところ」と謝罪。26日には香川本人が金曜の司会を務めるTBSの「THE TIME,」で「この度は一部週刊誌報道におきまして私事でお騒がせをいたしまして皆様にご迷惑、ご心配、ご心痛をお掛けし誠に申し訳ございません」と謝罪。続けて「私自身自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持ってあらためてまた日々を務めていきたいと思っています。また、与えていただける仕事に対しましてはしっかりと真摯(し)にまじめに一生懸命、全力でこれまで通り挑んでいきたいと思っています。そして何よりこうして一日をまた与えていただいていること、このことへの感謝を忘れずに過ごしてまいりたいと思います。重ねてこの度お騒がせをしていますこと大変に申し訳ございません」と改めて頭を下げた。

 週刊新潮が報じたのは、2019年7月に東京・銀座の高級クラブで起きた出来事。香川が席についたホステス女性の服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取ったなどと生々しく伝え、その後も女性の胸を触り、キスをするなどしたとしている。ショックを受けた女性は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。

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