大泉洋 三嶋大祭りで頼朝役 大河再現に沿道&ネット興奮!配信視聴者殺到でダウンも「号泣」「胸熱」の声

[ 2022年8月16日 17:10 ]

「三嶋大祭り」の「頼朝公旗挙げ行列」に参加し、手を振る大泉洋(左)と野添義弘。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼朝と安達盛長の“復活”に見物客が沿道を埋め尽くした(C)NHK
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 3年ぶりに開催された静岡県三島市の「三嶋大祭り」で16日、「頼朝公旗挙げ行列」に、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で源頼朝役を演じた俳優の大泉洋(49)らが参加。「大鳥居前」から三島市民文化会館までを練り歩いた。

 大泉が馬に乗り込み、頼朝に長年付き添った安達盛長役の野添義弘が馬を引いた。さらに“蒲殿”こと源範頼役の迫田孝也、仁田忠常役のお笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行も続いた。大泉、迫田、野添はすでに劇中から退いているだけに、大河ドラマと同じ衣装・甲冑姿に沿道からは大きな拍手が起きた。大泉は「三島の民よ、ありがとう!」と頼朝になりきって感謝を述べながら、馬上で手を振って呼びかけに応えた。

 神事や行列の様子はYouTube「三島市観光協会公式チャンネル」でもライブ配信され、1万人超が視聴。視聴者が殺到した影響か、行列中には「復旧作業中 しばらくお待ちください 大変ご迷惑をお掛けしております」とテロップの画像が入る場面もあった。

 ツイッターでは「三嶋大祭り」がトレンド入り。頼朝の馬を盛長がひく様子は、劇中でやがて死を迎えることになる「頼朝落馬」の再現となり、フォロワーからは「ちゃんと佐殿の横に藤九郎がついてたよぉぉぉ」「藤九郎が頼朝さまの、馬引いてた…(号泣)」「胸熱」「佐殿と藤九郎コンビの復活、尊いな…」「感無量」「未だかつて無いフィーバーぶり」と感激の投稿が続々とあがった。

 また、行列前には劇中で疑いをかけて死なせることになった弟・範頼に「ごめんね!」と詫びて爆笑を誘う場面も。ネット上では「頼朝さん出てきた時、なんか涙出てきちゃった 兄弟のわだかまりも溶けたようでww良かったねぇ」「蒲殿に頼朝が『ごめんね』と謝ってるのを見て、ちょっと涙腺ゆるんだ」「謝れて良かったね」「最高すぎる 目の前で本物の衣装で演じてくれたみたいなものだよ!!!佐殿」「頼朝様が範頼に謝るところ最高でした さすが大泉さんだな」「この並び見たら泣く」「洋ちゃん頼朝公の挨拶 最高!」などと投稿が挙がった。

 頼朝公旗挙げ行列は、頼朝が挙兵にあたり、三嶋大社に戦勝を祈願したことにちなんで1958年にスタート。当初は三島市長や地元の名士が頼朝役に扮した。俳優を招いたのは91年の西郷輝彦が初。三島商工会議所によると、ドラマなどで頼朝役を演じた俳優が行列に参加するのは大泉が初という。俳優4人の参加も今回が初めて。

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