大泉洋 三嶋大祭り「行列」で頼朝役 “藤九郎”安達盛長に馬引かれ、名場面再現 蒲殿&仁田殿の姿も

[ 2022年8月16日 16:09 ]

「三嶋大祭り」の「頼朝公旗挙げ行列」。安達盛長役の野添義弘(手前右)が引く馬に乗る源頼朝役の大泉洋(中央)。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で頼朝落馬前の名場面が“復活”(C)NHK
Photo By 提供写真

 3年ぶりに開催された静岡県三島市の「三嶋大祭り」で16日、「頼朝公旗挙げ行列」に、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で源頼朝役を演じた俳優の大泉洋(49)らが参加。「大鳥居前」から行列をスタートさせた。

 大泉が馬に乗り込み、頼朝に長年付き添った安達盛長役の野添義弘が馬を引いた。さらに“蒲殿”こと源範頼役の迫田孝也、仁田忠常役のお笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行も続いた。大泉、迫田、野添はすでに劇中から退いているだけに、大河ドラマと同じ衣装・甲冑姿に沿道からは大きな拍手が起きた。大泉は「三島の民よ、ありがとう!」と感謝を述べながら、馬上で手を振って呼びかけに応えた。

 頼朝公旗挙げ行列は1958年にスタート。当初は三島市長や地元の名士が頼朝役に扮した。俳優を招いたのは91年の西郷輝彦が初。三島商工会議所によると、ドラマなどで頼朝役を演じた俳優が頼朝公旗挙げ行列に参加するのは大泉が初という。さらに俳優4人の参加も今回が初めてだ。

 頼朝公旗挙げ行列は、頼朝が挙兵にあたり、三嶋大社に戦勝を祈願したことにちなんでいる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月16日のニュース