「テアトル梅田」9月末で閉館 32年の歴史に幕 関西のミニシアター文化けん引 興収1位作品は?

[ 2022年7月19日 17:15 ]

閉館が決まった「テアトル梅田」
Photo By 提供写真

 関西の老舗ミニシアター「テアトル梅田」(大阪市北区、梅田ロフト地下1階)が今年9月30日をもって閉館することが19日、公式サイトで発表された。1990年4月のオープン以来、32年の歴史に幕。公式ツイッターによると「契約満了」が理由。「開館以来たくさんの方にご愛顧いただき、32年間やってこれました。皆さまには感謝しかありません。本当に本当にありがとうございました。最終日までどうぞよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 同館(2スクリーン)によると、オープニング作品は「白く渇いた季節」「スイッチング・チャンネル」。興行収入ベスト3は(1)「アメリ」(2001年公開)(2)「トレインスポッティング」(96年公開)(3)「この世界の片隅に」(16年公開)。クロージング企画を予定している。

 発表は以下の通り。

 当社が運営する映画館「テアトル梅田」は契約満了により2022年9月30日(金)の営業をもちまして閉館いたします。

 「テアトル梅田」は1990年4月のオープン以来、関西のミニシアター文化のけん引役として、エンターテインメント作品からアート作品に至るまで世界中の良質な作品を上映し、数多くの映画ファンに親しまれてきました。

 32年間もの長きにわたり、「テアトル梅田」をご支援・ご愛顧いただきましたことを従業員一同心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 なお、閉館にあたって、これまでの感謝の意を込めましてクロージング企画を予定しております。詳細につきましては決定次第、テアトルシネマグループHP等にてお知らせいたします。

 今後とも東京テアトルグループの事業所を何卒よろしくお願い申し上げます。

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2022年7月19日のニュース