三遊亭円楽 8月11日に高座復帰「“リハビリ見てるんじゃねえ”とお怒りになりませんよう」

[ 2022年7月19日 20:13 ]

三遊亭円楽
Photo By スポニチ

 脳梗塞から復帰を目指す落語家・三遊亭円楽(72)が、8月11日に高座復帰すると、所属事務所が19日、発表した。

 1月25日に脳梗塞と診断され、5月まで入院していた。今月17日放送の日本テレビ「笑点」では、闘病中の現在の姿を見せ、活動再開に意欲を見せていた。

 所属事務所は「大変ご心配をおかけしております三遊亭円楽の退院後は、お陰様で、日常生活ならびに短時間の仕事がこなせるまでに、気力体力ともに回復してまいりました」と報告。今後については「笑点」へのVTR出演やラジオ、紙媒体への出演等を始め、「ゆくゆくは遠方への移動や本格的な高座復帰を目指してまいりたいと考えております」と青写真を発表した。

 その上で、「高座復帰の第一弾は、8月11日から始まります。国立演芸場の8月中席公演です」とし、「短時間のよもやま話やごく短い落語から、少しずつ慣らして参ります」と説明した。

 現在は「杖なしでの歩行が困難なため通常は車椅子を利用し、左腕は亜脱臼と麻痺によって現在もほぼ動かない状況」といい、懸命のリハビリを続けているという。そのため、「お客様におかれましては、どうか“リハビリを見てるんじゃねえ”とお怒りになりませんよう、何卒ご容赦を賜りたく存じます」と、しゃれの利いた呼びかけも。さらに「物騒で不安な世情の中、どうか落語が、円楽の復帰が、ほんのほんのわずかでも、皆様の心の癒しや笑顔につながりますように、願ってやみません」と付け加えた。

続きを表示

2022年7月19日のニュース