谷原章介　中国で販売された山上容疑者フィギュアに懸念「過剰な反応はしない方がいい」

谷原章介
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　俳優の谷原章介（50）が19日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者（41）について言及した。

　8日に安倍晋三元首相が奈良市で参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡した事件について、山上容疑者が「母親が世界平和統一家庭連合（旧統一教会）に多額の寄付をして家庭が崩壊した」と供述していることから、旧統一教会への関心が高まっている。山上容疑者は犯行前、SNS上に宗教団体への恨みなどを繰り返し投稿していたという。

　谷原は「どんな苦境にあるからといって、今回起こした犯罪は到底許されることではないですし、苦しんでいる人を数え出したらきりがないと思います」と語った。

　番組では、中国で山上容疑者の犯行時の服装を再現したフィギュアがインターネット上で販売されていることも紹介。中国国内からも「不謹慎だ」と批判の声が相次いでいることに対し、谷原は「安倍さんという政治家は中国に対して強く相対していたこともあって、中国の中でも存在感が大きかった」と前置きした上で「こういうものに対して、僕は相手をするべきではないと思う」と主張。「良識ある中国の大多数の皆さんがこれを見てどういう風な反応をされるのか。僕たちはそういう国民の皆さんを信じて、普通に中国と相対していけばいいだけだと思います。過剰な反応はしない方がいい」と呼びかけた。