熊川哲也 KバレエとTBSが資本業務提携契約を締結「すてきな未来のための一役を担えれば」

[ 2022年7月19日 17:12 ]

資本業務提携契約の締結を発表した、バレエダンサーでK-BALLETの熊川哲也社長(左)とTBSホールディングスの佐々木卓社長
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 バレエダンサーで株式会社K―BALLET(Kバレエ)社長の熊川哲也氏(50)と、TBSホールディングスの佐々木卓社長(63)が19日、都内で記者会見し、資本業務提携契約を締結したことを発表した。

 TBSがKバレエの発行済株式のうち32・1%を取得し、Kバレエを関連会社化した。TBSは1997年の熊川氏の公演を皮切りに、99年からはKバレエ カンパニーの公演を主催してきた。24年間で1000公演以上を行い、200万人以上を動員。バレエ芸術の普及に向け、両社は協力を続けてきた。

 今回の業務提携により、Kバレエ カンパニーの教育事業の拡大や、アジア圏など海外進出を図っていく。熊川氏は「理想としているやりたいことをスピードアップしてできる。アジア進出を含めて、JNN(TBS系列)各局のネットワークを生かして、スクールや教育の場をしっかりと作っていきたい」と話した。「少子化で子供が減っていくかもしれないが、個人の人間性を広げ、すてきな未来のための一役を担えればと思っています」と話した。

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2022年7月19日のニュース