中村獅童 「歌舞伎で主役をとるのは難しい」と突き付けられた過去 それでも辞めなかった理由

[ 2022年7月19日 10:34 ]

中村獅童(右)と長男の小川陽喜くん
Photo By スポニチ

 歌舞伎俳優の中村獅童(49)と長男の小川陽喜くん(4)が18日放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(後11・00)に出演。かつて歌舞伎で主役をとるのは難しいと断言される中、それでも辞めなかった理由を明かした。

 占い師の木下レオンに「小さい時からどんなにつらくても人に相談しないタイプ」と占われた獅童は、「幼少期というか、いまだにそう。今までいろんな事があったけど、子供の時からそういうクセがついてるのかも。人に相談しても、結局自分で解決しなきゃいけないから相談しても意味がないって思ってきたかもしれない」。

 「口には出さなかったけど、正直、何度も歌舞伎辞めたいと思ったことはありますね。19歳で歌舞伎で主役をとるのは難しいってはっきり言われたんですよ。お父さんが歌舞伎を廃業して、いないっていうことが大きいと。それだったら自分で自分の名前を大きくして有名にしてくださいと。そっからですよね、オーディション人生が始まったのは」と回想。一躍ブレークした映画「ピンポン」の出演は30歳過ぎ。「30過ぎてたんですけど高校生の役でそこからものすごく忙しくなった」と振り返った。

 それでも歌舞伎を辞めなかったのは「母の言葉だろうね、やっぱり。小さい時から、あなたならできると。心の支えになるような言葉とか手紙を、人生の要所要所でそういう言葉をかけてくれた。ずいぶん優しい言葉に支えられたんだなと」と2013年に急逝した母・陽子さんの言葉にしみじみ。「誕生日だから仲の良い人たちに遊びにおいでよって言って友達が来たことがあったんだけど。うちのお袋はその時にピンクのTシャツにピンクのホットパンツでみんなの前ですごい踊ったりとか、個性的なお袋だった」と笑いながら思いを馳せていた。

続きを表示

2022年7月19日のニュース