千原ジュニア 難病手術から復帰を生報告 足の長さに違い「1センチとか1・5とか長いって」

[ 2022年3月27日 12:47 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(47)が27日、MCを務めるABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に2週ぶりに生出演した。

 国指定の難病、特発性大腿骨頭壊死(えし)症を公表しているジュニアは、入院して15日に手術を受けたことを報告。20日の同番組を欠席していた。

 手術は壊死している右の股関節を人工股関節にするもの。手術前は「布団の重みで痛いんですよ。布団の重みで寝返り打つと痛くて起きて…。平均、一晩で5、6回は起きて、みたいな。小一時間寝られたらええ方かな、という生活が続いていて」と、痛みとの闘いが続いたことを明かした。術後は一転、病気による痛みは感じていないそうで、「一切、起きないで、ぐっすり寝ている感じ。起きてないことに起きてしまうみたいな。こんなに寝てていいの?みたいな」と笑顔で報告した。現在の痛みも「切った痛みなので、ゴールの見える痛み(はある)」といい、「今までは得体の知れない深いところの鈍痛が続いていたので、全然違う痛みですね」と説明した。

 現在は足の長さが左右で違うという。「手術した方が長くて、ちゃんと落ち着いていくんだと思う。1センチとか1・5とか長いっておっしゃってましたね」と明かしていた。

 特発性大腿骨頭壊死症とは、股関節の大腿骨頭が壊死する病気で、30~50代の男性の発症が多い。骨折に似た強い痛みがあり、自覚症状としては急に股関節部に痛みが出るのが特徴とされる。骨頭に血液が行かなくなる原因が不明で、最悪の場合は股関節機能が失われてしまうため、厚労省の指定難病とされている。現在は適切な治療によって、日常生活に支障のない患者もいる。

 番組冒頭には、お笑いコンビ「ビスケッティ」佐竹正史が登場。ジュニアが受けた手術について、「ジュニアの体はもはや、生きる献体として医学の進歩に協力してきた。今回、ジュニアの体に刻まれた新たなメスは、医学界に新たな治験も刻んだ」と、意義を説明した。

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2022年3月27日のニュース