田中聖被告、自身のYouTubeで謝罪「最も大切な人たちを傷つけてしまった」覚醒剤使用などで追起訴

田中聖被告
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　覚醒剤を使用した罪などで起訴されたアイドルグループ「KAT－TUN」の元メンバー・田中聖被告（36）が27日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、騒動を謝罪した。

　スーツ姿で登場した田中被告は「この度は関係者各位、そして普段応援してくださっているファンの皆様に多大なる心配、そしてご迷惑をおかけしてまい、誠に申し訳ございませんでした」と、謝罪した。

　「たとえどんな理由があろうとも、してはいけないことをしてしまったという事実は、決して許されるべきではないと思っております。今回、大切な人たちを裏切り、傷つけてしまったのは、家族や音楽やライブハウスやイベントでもなく、あくまで自分自身の弱さ、甘えだと思っております。きちんと背負って償っていこうと思っています」と一言ずつ、反省の思いを伝えた田中被告。

　「こういった事件について『被害者のない犯罪』という人もいます。僕自身、刑事さんにそう言われました。ですが家族、ファン、仲間、最も大切な人たちを傷つけて被害者にしてしまった、最低な行為だと思っています。申し訳ございませんでした」と、頭を下げた。

　名古屋地検は25日、覚醒剤を使用したなどとして、覚醒剤取締法違反（使用、所持）と医薬品医療機器法違反の罪で、田中被告＝千葉県柏市＝を追起訴した。田中被告は同日、勾留先の愛知県警中署から保釈された。名古屋地裁が保釈を認める決定をした。保釈保証金は300万円。