張本勲氏 昨年12月以来「サンモニ」で大谷翔平に太鼓判、誠也にエール 「また呼んでください」と笑顔

[ 2022年3月27日 10:01 ]

張本勲氏
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 スポニチ本紙評論家で球界の大御所である張本勲氏(81)が27日のTBS系「サンデーモーニング」(前8・00)に生出演した。昨年12月に同番組を「卒業」してからは初の出演となった。

 20日の放送で司会の関口宏が「来週はプロ野球が始まりますので、張本さんに来ていただこうと思っています」と発表していた。張本氏は同番組のレギュラーコメンテーターを務め、スポーツコーナーの「喝!」「あっぱれ!」で人気を集めた。昨年12月26日の放送でレギュラーを「卒業」。今年2月27日にも出演の予定があったが、コロナ禍の影響でキャンプ取材を断念したため、出演も見送っていた。

 久々の登場に、「おはようございます。元気でやってまして、なんかきょうはふるさとの実家に帰ったような気がしています」と笑顔を見せた。

 開幕投手を務めることが決まったエンゼルスの大谷翔平について「今年も活躍しそうですね。バッターで前の足が先に出るのは、なかなかできない。前も行かないし、待ちもできるから。アメリカの野球は上原に聞いてください。全部知ってるから」と御意見番の後継である上原浩治氏をたてつつも「今年もバッターとしては大丈夫でしょう。(心配なのは)ケガ。ひとつのプレーでも必死にやると大変な疲労が出てくる。投げて打って走って守って、まだ27くらいで最高の力出るトシだけど、これから下り坂になる。ケガが心配ですよ」とした。

 カブスでプレーが決まった鈴木誠也については「大丈夫でしょう。慣れてくれば大丈夫と思いますよ。攻走守、みんなうまい選手だから慣れてくれば大丈夫だと思いますけど、アメリカはどうだろう?上原。野手はぼちほち難しいかもわからんね」。上原氏は「なかなか野手で成功している例が少ないので、そこは僕らも期待してますし、5月くらいまでは大目に見てあげてください。まずは慣れることが大事なので」と述べた。

 さらにパイレーツの筒香については「いい時のバッティングフォームに戻りつつある。まだ右足上げ過ぎてるから。今は10人中9人が足上げるからね。足上げるのは非常に難しいし、タイミングがとりにくい。あまり足上げなくなったから、活躍してくれると思います」と太鼓判を押した。

 コーナーのエンディングで感想を聞かれ「俺、サンデーモーニング(の出演が)続いてるんじゃないかと錯覚しました。また呼んでください。はっはっは」と豪快に笑って締めくくった。

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2022年3月27日のニュース