桂文枝「新婚さん」ラスト司会「次の夢を追いかけて頑張っていきたい」 最後は全員で「いらっしゃ~い」

[ 2022年3月27日 14:07 ]

桂文枝
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 落語家・桂文枝(78)が27日、テレビ朝日系バラエティー「新婚さんいらっしゃい!」(日曜後0・55)の司会を勇退した。アシスタントの山瀬まみ(52)も卒業した。

 文枝の「いらっしゃ~い!」のギャグで新婚夫婦をスタジオに招き入れて、突拍子もない夫婦の発言に、椅子から転げ落ちる様子がトレードマークとして親しまれてきた同番組。文枝は1971年の放送開始から約51年間、休むことなく司会を担当した。2015年7月には、番組開始から15年6月7日放送分までの44年127日が「同一司会者によるトーク番組の最長記録」としてギネス世界記録に認定。山瀬は97年から25年間、アシスタントを務めた。

 名コンビでの放送は、この日がラストということで、約50組の元“新婚さん”カップルがひな壇で観覧。過去に登場した面白カップルを振り返り「胸キュン!純愛部門」「理解不能!お国言葉部門」「アメイジング!国際結婚部門」「予想外!ハプニング部門」でそれぞれ大賞を選んで盛り上がった。

 最後のあいさつで、文枝は「初めから51年やろうと思ってやってきたわけじゃなくて、いつ終わるか、いつ終わるかと思いながら頑張ってきたら、いつの間にか51年3カ月になっていたというのが正直な気持ち」とコメント。「この番組を支えていただいたのは、スタッフの方、出場者の方、これを見て頂いたみなさんです。わたくしはきょう、終わりますけども、ありがたいのはこの番組がまだ続くということと、『新婚さんいらっしゃい!』という名前、これをまた使っていただいて」と感謝も。「次の司会者である藤井隆君を応援してあげてください」とエールを送り、「私は次の夢を追いかけて頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と頭を下げた。そして「新婚さん」と叫び、山瀬、観客らが「いらっしゃ~い」といつものコール。最後に文枝は1人で「万歳」と締めくくり、拍手を浴びた。

 4月からは藤井隆、井上咲楽のコンビで放送を継続する。

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2022年3月27日のニュース