ロシア政治専門家 ゼレンスキー大統領演説受け、プーチン大統領が「ブチ切れた可能性否定できない」

[ 2022年3月27日 12:31 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎教授が27日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。ロシアからの軍事侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が23日に、日本の国会でオンラインを通じて演説を行ったことに言及した。

 ゼレンスキー大統領は、ロシアを厳しく非難するとともに、日本の支援に感謝。対口経済制裁の在り方も高く評価した。戦禍で荒廃した国土を憂える思いが強く、復興を成し遂げた戦後日本の姿をイメージしてか「発展の歴史が著しい」とも指摘、日本の協力への期待感もにじませた。国会で海外の要人がオンラインで演説するのは初めてだった。

 中村氏は「演説を聞いて一番びっくりしたのは、原発の話が出てきた」ことだと話し、さらに「今、北方領土で今週に入ってからも軍事演習ガンガンやりだしたんですね。ゼレンスキー大統領が国会演説した後のタイミングで北方領土で軍事演習をしていると考えると、ゼレンスキー大統領の演説にプーチン大統領がブチ切れた可能性も否定できない」と持論を述べた。

続きを表示

2022年3月27日のニュース