桂雀々 芸歴45周年に「師匠」枝雀との思い出を語る「毎日、怒られるんです」

[ 2022年3月26日 18:52 ]

桂雀々
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 落語家・桂雀々(61)が26日、大阪新歌舞伎座で芸歴45周年記念公演を行った。

 故・桂枝雀に弟子入りした当時のことに触れ「毎日、怒られるんです。怒られるのが仕事ですから。あいさつの仕方、着物のたたみ方…」と教わったことを懐かしそうに回顧。さらに1977年(昭52)の初舞台では、途中で噺を忘れ、枝雀さんが“参戦”してくれたことも。「(師匠が)こいつを応援してやってくださいな、と。それが初舞台です」と、苦いながらも師匠の愛を感じたデビューの日を明かし、十八番の「動物園」や回り舞台を生かした「スーパー落語」も披露。客席を引きこんだ。

 さらに、東京から立川志の輔(68)がゲストとして花を添え、おなじみ「みどりの窓口」でファンをわかせた。前日、雀々と大阪で食事をともにしたそうで「雀々さんは本当に気遣いのお兄さんで、大阪で一番高い……、お好み焼きをごちそうになりました」と告白。「ハイボール2杯で酔いまして。だって、あのキャラクターの濃さ(雀々)ですよ。1時間も一緒にいてごらんなさい。私も酔いが回る回る!」とやって笑いを誘った。同公演は27日も行われ、明石家さんま(66)がゲスト出演する。

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2022年3月26日のニュース