「ゆうゆうワイド」最終回迎え36年の歴史に幕、大沢悠里「みなさん、どうぞお元気で」

[ 2022年3月26日 17:13 ]

大沢悠里
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 フリーアナウンサーの大沢悠里(81)の冠番組、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版」(土曜後3・00)が26日、最終回を迎え、36年の歴史に幕を下ろした。

 「ゆうゆうワイド」は1986年、平日午前の4時間半番組としてスタート。大沢の軽妙な名調子と、「お色気大賞」などバラエティーに富んだ内容で人気番組になった。30年の節目を迎えた2016年に土曜日へ移行した。

 大沢は「1986年4月7日にスタートしたこの、ゆうゆうワイド。月~金でやっていたのから土曜日だけになりまして通算8105日目(回目)ということになります、今日がいよいよ最後ということです」と報告した。第1回目の放送が流されるシーンでは、番組36年の歴史になぞらえ、「20歳の人が56歳までやっているって考えると長いね。(自分の)声が若いよ、まだね」と、しみじみ話した。

 平日放送時代のパートナー、西村知江子、佐田玲子、見城美枝子、陣内貴美子、さこみちよが総出演し、「ありがとうございました」と声をそろえた。これを受けた大沢は「このスタジオはすごいですね、銀座のクラブというか。敬老クラブと言ったほうがいいでしょうね。時は経ちましたから」とジョークを交えつつ、「お久しぶりでしたね。元気でお会いできるっていうのは嬉しいですよ」と喜んだ。

 ほかに、坂本冬美、三遊亭小遊三がゲスト出演したほか、加藤登紀子、鳥越俊太郎、宮本信子、生島ヒロシらから、ねぎらいのメッセージも届いた。 番組のラストで、大沢があいさつ。「いろんな方のお世話になって、番組を続けることが出来ました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。「嫌なことがありますけど、1日1日前向きに健康であることを祈って、お別れすることにいたします。本当にみなさんありがとうございました。それではみなさん、どうぞお元気で」と語り、締めくくった。

 今年1月8日の「ゆうゆうワイド」で、番組の終了を伝えた大沢。高齢を理由に挙げ「車の免許に返納があるように、マイクを返納しようかなと考えている。お世辞でも“まだできる”と言われてるうちに辞めたい」と説明していた。

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2022年3月26日のニュース