望月理恵アナ 日テレ「ズムサタ」17年半で卒業 最後まで笑顔で「感謝の気持ちしかないです」

[ 2022年3月26日 08:00 ]

望月理恵
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 フリーアナウンサーの望月理恵(50)は26日、総合司会を務める日本テレビ土曜朝の情報番組「ズームイン!!サタデー」(土曜前5・30)を卒業した。2004年10月の登場以来、実に17年半、日本テレビの土曜日の朝の顔を務めてきた。

 望月アナは昨年12月、3月末での番組卒業を発表。2004年10月から登場し、“モッチー”の愛称で親しまれ、視聴者に愛された望月アナ。これまで、総合司会を務めた同局の矢島学アナ、藤井貴彦アナ、上重聡アナ、辻岡義堂アナ、そして現在の梅澤廉アナと5人のアナウンサーとコンビを組んできた。

 オープニングで、梅澤アナが「モッチーさんの笑顔も桜に先駆けてきょうは満開です!」と紹介。これを受けて、望月アナは「1週間後に散るってことですか?」とチクリ。それでも「きょうでズムサタが最後ということで」と満開の笑顔。梅澤アナが「きょうでもうモッチーさんとお別れになってしまうんですね…。取締役(望月アナ)、最後までよろしくお願いしますよ」と振ると、望月アナは「ありがとうございます。取り締まっていきたいと思います」と笑顔を弾けさせた。

 望月アナのゲストコーナーである「スナックモッチー」では、番組の“総合プロデューサー”でもあるKAT―TUNの亀梨和也が登場。実に、これまで番組に80回以上も出演し、かかわりが深い亀梨ととともに、17年の歴史を振り返り、番組応援ソング「ズムサタアミーゴ」を望月アナとともに歌うサプライズもあった。

 プロ野球熱ケツ情報では、前日25日に開幕したプロ野球・巨人への“最後の取材”のため、梅澤アナとともに東京ドームへ。選手やコーチに「きのうナニ食べた?」の質問をぶつけた。取材を終え、「最後にお会いできて良かったです。これからも巨人、応援しております」と笑顔を見せた。

 エンディングでは、望月アナは「17年半という月日は私の年齢からいうと、3分の1なんです。なので、私の体はズムサタで3分の1で出来ているなって感じがします」としみじみ。「1人の力じゃなくて、出演者、スタッフの皆さん、そしてご覧いただいた皆さんの支えがあってこと続けられたなと思います。今日は後ろに昔の仲間たちもたくさん来ていて、(辻岡)義堂さんや上重(聡)さんや…」と駆けつけた仲間たちを見渡し、「みんなに支えていただいたなという感謝の気持ちしかないです」と感謝。「私、取締役になって引退すると思われがちなんですけど、これからも活動続けますので、これからも応援していただきたいなと。もちろん、これからのズムサタも本当にお願いします。ずっとずっと応援しています。本当に本当に本当に、ありがとうございました」と目を潤ませながらも最後まで笑顔を絶やさなかった。

 梅澤アナら新生「ズムサタ」に望月アナが「頑張って~!」とエールを送ると、梅澤アナから「これから金曜日どうします?」の質問。望月アナは「金曜日はたっぷり寝ますね。(番組は)見られたら見ます!」と思わぬ弱気発言。これには梅澤アナも「そこは見てください!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。

 望月アナの後任は事務所の後輩でもある、元テレビ東京の鷲見玲奈アナウンサーが務める。鷲見アナも登場し、「さわやかな朝と、確かな情報をお届けできるよう頑張りますので、よろしくお願いします」とあいさつした。

 この日の放送では、望月アナのほか、スポーツやニュースを担当したサッシャ、お天気キャスターを務めたモデルの山崎あみも番組を卒業した。

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2022年3月26日のニュース