「おかえりモネ」龍己さん「俺のハニー」に続く“名言”ネット反響「一番のイケメン枠」「泣かせんなよ~」

[ 2021年10月8日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第105話。龍己(藤竜也)は亜哉子に「つらいこと、言わせたな」(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第105話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 亜哉子(鈴木京香)は家族に「今まで通りカキ棚の仕事をしたい」と伝え、龍己(藤竜也)も合意。残ったカキ棚だけで永浦水産を続けることになった。日曜日、永浦家を訪れたあかり(伊東蒼)に、亜哉子が勉強を教える。そんな2人の姿を、百音(清原)、未知(蒔田彩珠)、耕治(内野聖陽)、龍己は微笑ましく見守る。あかりの帰宅後、耕治が突然、家族に“ある提案”をし…という展開。

 亜哉子は再度、家族を前に震災の日から抱え込んでいた自責の念を告白。

 亜哉子「あの日、震災のあの夜。私、モネや未知のこと考えて、生徒たちを置いて、学校を離れようとしました。すぐに我に返って、何してんだぁって慌てて生徒たちのところに戻りました。でも、あの10分間、私…自分の子どもたちのことしか考えてなかった。あかりちゃんたちは、生徒たちはモネや未知と同じように、私が思うのと同じように、親御さんにとってかけがえのない子どもたちなのに。それから…子どもたちを親御さんの元に返すまで、私なりに頑張ったけど、でも、でもあの10分間が頭から離れなくて、私は教師は続けられないと思いました。でもそれも、辞めるための口実だったのかもしれない。それから1年は続けたから。でもあの頃、学校はホントに大変で。自分がつらくなっちゃっただけなのかもしれない。逃げたのかもしれない…(耕治が亜哉子の背中をさする)。だからね、おじいちゃん、私が教師を辞めたのは、おばあちゃんの(介護の)せいじゃありません」

 龍己「つらいこと、言わせたな」

 亜哉子「話せたらあの、少しホッとしました」

 龍己「いやぁ、それはよかったぁ」

 亜哉子「なので、今まで通り、カキのお手伝い、させてください」

 龍己「はい。とりあえず残った棚だけでやってみよう」

 龍己は自分の代で永浦水産を畳むことを撤回した。

 そして、祖母・雅代(竹下景子)の七回忌。亜哉子は耕治との結婚を真剣に考えたのは、雅代に会ったからだと告白。「初めて島に連れてきてもらった時、おばあちゃんに会って、あぁいいなぁ、ここの家族になりたいなぁって。結婚してしばらくは仙台に住んだけど、何となく島のことが頭離れなくて」「ホント、思い出すのは、笑ってる顔ばっかり」。龍己は遺影を見つめながら「思い出すのが、笑い顔だけなんて、それ、ファンタスティックじゃないか。会いたくなっちゃったなぁ」と笑った。

 第89話(9月16日)の「俺のハニー」に続く“名言”。SNS上には「龍己さん、泣かせんなよ~」「『俺のハニー』とか『ファンタスティックじゃないか』とか、龍己さん!カッコいい!」「おじいちゃんもファンタスティックよ。おじいちゃん最高。おじいちゃんが癒やし。藤竜也さんが素晴らしい」「一番のイケメン枠。さすが藤竜也さん」「今日はファンタスティックが全部持って行った。家族の姿を通して、みーちゃんも少しずつ気持ちが変化しているのを感じた」「自分とは違う嫁の生き方を尊重して背中を押してあげたおばあちゃん。そのおばあちゃんと家族になりたいと結婚を決めた亜哉子さん。ファンタスティックだなぁ」「永浦家の善は龍己さんに詰まってるなぁ。優しくていつも相手に敬意があって、率直で開明的」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。

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