ひろゆき氏、長周期地震動で大揺れ「タワマンには住まない方がいいのでは?」専門家「私も住みません」

[ 2021年10月8日 22:44 ]

西村博之氏
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 「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(44)が8日放送のABEMA「ABEMAPrime」(月~金曜後9・00)にリモート出演し「タワーマンションに住まない方がいいのでは?」と、問いかける場面があった。

 番組では、前日7日に東京都や埼玉県で震度5強を観測した地震について報道。テレビ朝日の平石直之アナウンサー(47)は「タワーマンションについて『長周期地震動』という違った揺れも問題になっているところですけど、ここはどう考えたらいいところでしょうか」と、テーマを提起した。「長周期地震動」とは大きな地震で生じる、揺れ1往復にかかる時間が長い大きな揺れのこと。タワーマンションなどの高層ビルの上層階ほど、大きく揺れる可能性がある。

 これに、工学院大学の都市減災研究センター長の久田嘉章氏は「『長周期地震動』の特徴は長くゆっくりと揺れるということです。下手すると10分間以上揺れることがあります。ある周期で揺れているので、その建物の周期と一致すると、ものすごく大きく揺れる可能性があります。日本の耐震性はすごく優れているので、倒壊する危険性は非常に低いです。だけど、建物の揺れのスケールと、人間のスケールはちがいますから。建物は1メートル揺れても壊れないですけど、中の人には大変なことですから。扉が開かなくなったりすることもありますので、隣近所が助け合うことは是非やってもらいたい」と、呼びかけた。

 ひろゆき氏が「東日本大震災から10年じゃないですか。10年に1回は震度5くらいの地震が来るんですか?」と問いかけると、久田氏は「10年に1回は来ると思います。関東大震災以来は静かだったんですけどね。誰も分からないんですけど、これからはもっと来るのではないかと言われています」と、説明。これを聞いたひろゆき氏は「そうすると、東京のタワマンには住まない方がいいってことになりませんか?」と直球質問。久田氏も「人によりますけど、私は住まないですね…住みたいとは思わないですけど、あと地盤にもよりますね」と、答えていた。

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2021年10月8日のニュース