「おかえりモネ」今度は耕治が“手当て”亜哉子に笑顔戻った　ネット「泣かされた」「素敵なニコイチ」

連続テレビ小説「おかえりモネ」第105話。亜哉子（鈴木京香）の背中をさすり“手当て”する耕治（内野聖陽）（C）NHK
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　女優の清原果耶（19）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は8日、第105話が放送された。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた？」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音（ももね）の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米（とめ）で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

　亜哉子（鈴木京香）は家族に「今まで通りカキ棚の仕事をしたい」と伝え、龍己（藤竜也）も合意。残ったカキ棚だけで永浦水産を続けることになった。日曜日、永浦家を訪れたあかり（伊東蒼）に、亜哉子が勉強を教える。そんな2人の姿を、百音（清原）、未知（蒔田彩珠）、耕治（内野聖陽）、龍己は微笑ましく見守る。あかりの帰宅後、耕治が突然、家族に“ある提案”をし…という展開。

　震災の日、亜哉子が百音と未知のことを思い、小学1年のあかりらを置いて学校を出ようとしたと打ち明けると、耕治は妻の背中をさすり“手当て”。そして、テーブルやホワイトボードを持ち出し「今は民宿や里親までは無理かもしんないけどさ、とりあえず島の子どもたち集めて、塾でもやってみたらどうだ？子どもの笑う顔ってのは、やっぱりいいもんだ」。亜哉子にも笑顔が戻り、一歩前へ踏み出した。

　夫婦愛に、SNS上には「亜哉子さん、笑えて良かった」「最後で泣かされたよ！コージさん！」「コージーと亜哉子さん、本当に素敵なニコイチ」「コージーが手当をしてる姿を見て、胸が熱くなりました。亜哉子さん、よかったね。また子どもたちと触れ合える」「ラストのコージーの提案、亜哉子の心の奥にある気持ちを目いっぱい汲み取ってるのに、深い愛を感じた」「ハッピーエンド（笑顔）を約束いたします！と高らかに宣言した回だった。『これから容赦ない現実が描かれたとしても』って意味かもしれないのですが」「（菅波）先生が島で開業して、亜哉子さんが塾を開けば、ちびっ子だけじゃなく、医学部受験・公務員試験・気象予報士試験までフル対応の塾が誕生する。コージーの経営者向けセミナーまで！ハイスペックすぎる永浦塾」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。